『震災本を 集めて早し 神田川』
ブログを作った後の目に浮かんだ風景を詠んでみました。
神田川の流れは決して早くはありませんが、神田川沿いの「製本屋」さん、「印刷屋」さん、「フリークライミング屋さん」、朝早くから、仕事をされています。
近所の江戸川公園を歩いていくと松尾芭蕉の「芭蕉庵」に出くわします。
松尾芭蕉も東北(奥の細道)を歩いて、
『五月雨を 集めて早し 最上川』と詠んだようです。
僕も、区立図書館を利用して、
東北を、仮想世界で想うとともに、地元の神田川沿いを歩きました。
神田川沿いを歩いている時に心に浮かんだ句が、
神田川沿いを歩いている時に心に浮かんだ句が、
『震災本を 集めて早し 神田川』
です。
「震災本」を片っ端から調べて、ブログを作った後の僕の心境です。
地元、文京区の神田川沿いに広がる製本産業、印刷産業、フリークライミングのジムに従事する方々、朝早くから仕事をされています。文京区の神田川沿いで朝早くから仕事をさている方々の風景を詠んでいます。
「震災本」を片っ端から調べて、ブログを作った後の僕の心境です。
地元、文京区の神田川沿いに広がる製本産業、印刷産業、フリークライミングのジムに従事する方々、朝早くから仕事をされています。文京区の神田川沿いで朝早くから仕事をさている方々の風景を詠んでいます。
芭蕉の域には遠いですが、気分転換に一句、詠んでみました。
僕の現在の「神田川生活」は以下です。
↓
文京区の神田川沿いにある、「鰻(うなぎ)屋さん」、はし本さん、で週6、月曜日から日曜日まで(木曜日は休み)働いています。
約1時間程度の仕事をしています。
2015年10月から仕事を始め、4年以上続いています。
「東日本大震災」関連書籍を紹介しています。
仕事が終わってから、神田川沿いの製本屋さん、フリークライミングのジムの様子を定点観測しています。
その後、30分くらいウォーキングをしています。
その後に、ブログを書いたりしています。
家のことも出来て、良い生活になっています。
マイペースで生活出来て、仕事だけでなく、「東日本大震災」関連書籍を紹介したり、神田川沿いの様子を定点観測したり、ウォーキングをしたり、自分でブログを書いたり、家のことも出来て、良い生活になっています。
現在の「神田川生活」は適度に疲れて、、「東日本大震災」関連書籍を紹介出来て、神田川沿いの様子を定点観測出来て、ウォーキングも出来て、ブログも書けて、家のことも出来て良い生活リズムで生活出来ていると思います。
僕の若い頃の「神田川」体験は藤尾潔さんによると、以下のようなものだそうです。
↓
「貧乏アパートの音の神田川」
慶応より高い学費を払いながらバンカラを標榜するのは、シラケるものだが、貧乏が「恥ずかしいより」より、「カッコよく」遇される気風は、これは決して捨てたものではない。しかし、なかには「「捨てたものではない」とかいったレベルをはるかに超えた、おそろしいような貧乏学生も存在する。
早稲田の場合「高田馬場からも遠い」「地下鉄早稲田駅からも遠い」のポテンヒットのゾーンで、なおかつ、「交通費の要らない歩いて通える範囲」の3要素の重なる地域が、最貧乏学生地帯といえそうである。
早大生の貧乏アパート自慢はわりとある話で、筆者は、不動産屋が告知義務によって、
「ここが安いのは、幽霊の噂があるからです」
と言われ、
「それは男ですか、女ですか」
と聞き返し、若い女性だというので住んでいるアホ男子学生を知っている。これなどは「本人も含めて、笑い話にしているような気楽さがあるが、筆者の知る最も深刻な貧乏君は先の3つのゾーンあてはまる明治通り沿い戸山にある築40年の✕✕荘に住むU君である。
空襲の痛手から立ち直らぬうちに建てたらしいそのアパートはとにかく壁が薄い。ダンボールのようである。別の部屋の人がポスターを貼ったら、隣の人の壁に押しビンの切っ先が出て、苦情がきたという。
こんなだから、冬は猛烈に寒い。
U君はコンロに大きな鉄ビンをかけ、在室中ずっとトロ火でかけつづけて暖の足しにしている。
壁が薄いとどうなるかというと、隣に住む40ぐらいの男の人の生活音がすべて聞こえるのである。U君によると、生活の具合どころか、精神状態まですべてわかるという。
帰ってくる→こたつのスイッチを入れる音→こたつに座るきぬずれ→缶ビールを開けるブッシュという音→一口飲む→ためいきをつく→おつまみの包装を開ける→カリカリか、ボリボリかで、カキピーか、ピーナッツかわかる→少し間をおいて、どちらのにおいがして、やはりピーナッツだったことがわかる→男がピーナッツを何回指で集めて口に放り込むかわかる。と、まるで、その40男と、一体化しているような気持ちになるのだという。においで言うと、その人がカレーを食べたとか、唐揚げか、チキン南蛮かなど、弁当のおかずまですべてわかる。
テレビもどの番組をどれだけ見たか、すべて知っている。電話の会話も一言一句残らず聞こえる。2人ともアパートにいるのは夜だけなので、電話する時間帯も似てきがちである。すると、2人とも電話していることになり、なおかつU君がテレビでたまたまナイターをつけていたりすると、40男がU君側のテレビの音を聞いて、
「清原の内角がどうのこうの」
などと、話題が移ってきたりするのである。
この調子でこみいった話まですべて聞いているで、その人がワセダ中退ということ、学生運動をやっていたこと、そのセクトのこと、いま製本関係の仕事をしていること、それをあまり好きでないことまで知っている。
おそらくU君のことも、40男はすべて知っている、U君は、
「4年間隣ですけど、同棲でもここまで濃密じゃないじゃないでしょうね」
と言っている。にもかかわらず、2人は数ヶ月に一度共同トイレ前などですれちがうときに、できるだけ、目を合わせずに直接交わす言葉は、
「あ、どうも」
「あ、あ、どうも」