2014年2月20日木曜日

「新聞は大震災を正しく伝えたか-学生たちの紙面分析」 



先日、ブログに書きましたが、早稲田大学エクステンションセンターで、早稲田大学ブックレットのチラシをいただいてきました。今日は、そのチラシの中の一冊。

「新聞は大震災を正しく伝えたか-学生たちの紙面分析」 

早稲田大学教育-総合科学学術院教授」花田達郎+教育学部 花田ゼミ 編著
を紹介します。

今までと同じゼミナールでいいいのか。学生たちと教師は大災害の衝撃にまっすぐ向き合おうと教授研究室を工房とし、新聞紙面に目を凝らし被災地の声に耳を傾け、報道の実像を迫った。NKK総合(3/24,朝日新聞朝刊(5/18)ほかで話題。
第一部    実証的視点 全国紙が見た震災・地方紙が見た震災-記事面積分析は何を教えるか/震災報道の「顔」-『河北新報』の情報源を検証する/津波被災は持続的に報道されたか-阪神淡路大震災との比較から
第二部    批判的視点 新聞はなぜ「大本営発表」と批判されるのか/プルトニウム報道に見る在京紙と地方紙-猛毒物質から福島県民を守るのはだれか/写真分析から見えた新聞記者の葛藤-報道の責任か、身の安全か/新聞が伝える「死」-「死」と向き合い、考える。
第三部    4つの場所から考える 石巻市立大川小学校-検証記事をどう活かすか/南三陸防災対策庁舎-報道対象の一極集中はなかったか/長野県栄村-もうひとつの被災地と地域の営みからの報道/牡鹿半島・十八成浜-「『がんばれ』は思考停止の言葉」ほか

以上 チラシの紹介文です。

この本の中では、主に朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、河北新報が東日本大震災後、紙面をどのように割いて、津波・原発報道をしてきたかを細かく調べてます。 

 在京の3大紙が紙面を割いて震災について報じていることを検証してます。 

本の中で、NHKの信頼度が増したとありました。

ネットメディアにシフトしてもNHKの信頼度は上昇しているようです。

また、ゼミの先生が、ゼミで学ぶことは、マスコミではなくジャーナリズムだとはっきり言っているところに物凄い感銘を受けました。

ゼミの学生の方がほとんど地方出身というのは正直、驚きました。

僕が1980年後半に学生だった頃は、首都圏の学生もジャーナリズム(マスコミ)を志す人が多かったです。

ネットにメディアがシフトしていく中で、ジャーナリズムのあり方とか問われているのかと思います。
昔は図書館で縮刷版を一冊一冊調べていたのが、今では新聞データベースで簡単に分析できる。
僕も、新聞記事のデータベース化には賛成ですが、一冊一冊丁寧に調べていく工程も経験してほしいなと単純に思いました。


お粗末な感想ですが、ブログに書きます。






2014年2月18日火曜日

東日本大震災について感じること



最近、時間があるので、近所のサンマルクカフェに良く行ってます。とにかくモバイルPCを持ち込んで仕事をしている人が多いです。お客さんは、普通のおじさんとか、おばちゃん、おねえさん、お兄さん、小学校にも入っていないような子供まで。最近、文京区界隈では外人さんを良く見掛けます。白人の方が多いです。江戸川橋の地蔵通り商店街を散歩している時も外人さんを多く見掛けました。地蔵通り商店街を抜け、南下すると、すぐに早大通りに出ます。早大通りを歩けば母校の早稲田大学です。先日は早稲田大学エクステンションセンターに寄って来ました。エクステンションセンターに置いてあった、早稲田大学ブックレットのチラシを頂きました。(未来へ「思索」「行動」「記録」-早稲田大学ブックレット「震災後」に考える)早稲田大学に在学されている学生の方々の真面目な東日本大震災に関する考察の数々、本当に頭が下がります。でも、若い学生の方々でも、東日本大震災の影響で心の調子を崩した方が沢山いらっしゃるようです。私も震災被災地にボランティアに行きましたが、現場の光景を思い出すと今でも怖いです。被災地にボランティアに行った人のメンタルヘルスも考えてあげないといけないのかなと最近思います。ちょうど、ベトナム戦争で戦地に赴いたアメリカの若者のメンタルヘルスが大事だったように東日本大震災の被災地にボランティアに行ったり、ずっと被災地と関わり続けている人のメンタルヘルスも大事なのかなと最近考えてます。幸い文京区には大きな病院、大学、出版社などが沢山あります。医療的な面からも、活字的な面からも何か気持ちを安定させてあげられるようなことを文京区から出来るのではないかなと思ってます。私は昔早稲田界隈の書店でアルバイトをしてました。仕事帰りに書を求めてくる人の多いこと。働いてみて初めて分かりました。サラリーマンの人など、棚差しのジャンプやコミック本を買っていく人が多かったです。仕事の疲れを癒すのにマンガなどは効果があるようです。最近ではスマホのアプリやネットで気を紛らわせている人が多いのかと思いますが。一方的にスマホ依存を否定している人も沢山いますが、私はそう簡単には言えません。

2014年2月11日火曜日

大学ラグビー出身者だけでない雑草集団、新日鉄ラグビー部

先日もブログに書きましたが、昨年の12月から地元の文京区立図書館で「東日本大震災」関連の書籍を調べてます。2012年の3月に出版された書籍が異様に多いです。

そもそも、文京区立図書館は、本郷図書館、小石川図書館、真砂中央図書館、水道端図書館、目白台図書館、千石図書館、湯島図書館、根津図書館、大塚図書館、天神図書館、の10の図書館からなる文の京、文京区の誇る、図書館ネットワークです。
この10の図書館の蔵書を一気に検索できるシステムが文京区立図書館のサイトです。
文京区立図書館の中では、真砂図書館がGoogle+をやってます。このGoogle+に文京区立図書館のサイトが出てます。
文京区立図書館は文京区在住者、文京区在勤者などが登録できる、非常に便利な図書館サービスです。

先日はこの文京区立図書館で
負げねっすよ、釜石 鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント
 (光文社、佐瀬学著)を借りて、読みました。

釜石には、夢と大漁旗がある! 東日本大震災で崩壊した釜石の被災から復興への道のりを、漁業、製鉄所、被災地のラグビークラブチーム・釜石シーウェイブスを軸に描く。
(文京区立図書館の紹介文より)

の通り、  新日鉄釜石ラグビー部シーウィブスを軸に釜石の東日本大震災から復興の様子を描いた良書でした。

2019年にはラグビーワールドカップが日本で開催されるようです。
かつて、全日本選手権を七連覇した新日鉄釜石。天才SO松尾雄治を中心としたつなぐ釜石ラグビー部。
大学ラグビー部で活躍したスター選手に頼らず、東北の地元の選手をコツコツと育成していった雑草集団、新日鉄ラグビー部。


僕も、新日鉄釜石の全盛期を知っている人間の一人です。

あの頃は高学歴化もなく、一つのボールに向かう気持ちで、皆の気持ちを一つに出来た時代。

僕がスポーツをやっていた頃も、学歴なんて関係なかった。

 僕は中学、高校でバスケットボールをやってましたが、一番、シュートが入る選手がチームの中心。試合中は一見、華やかに見える選手も影では地道にひたすら、シュートの練習をしてました。

毎朝、高校の体育館での練習の前に、一礼して体育館に入ります。

自分たちの練習する体育館をモップでピカピカにする。

昼休み、自分たちの使うボールを磨きにクラブハウスに行きます。

放課後の練習。体育館の雑巾掛けから練習は始まります。

練習時間は定時制があるため、5時までの1時間半だけ。

それでもバスケットボールという一つのボールに向かう気持ちで、クラブの仲間と気持ちを一つに出来ました。

球技は良いと思います。

ところで、この本の舞台になる釜石ですが、昔、僕も、釜石を訪ねたことがあります。黒潮で暖かい風が吹き、 思っていた以上に温暖な地でした。

前に進むためには人間には「夢」が必要です。

新日鉄釜石ラグビー部の人たちには、ラグビーの最高の祭典、「ワールドカップ」を地元に招致するという夢がある。

その「夢」のために自分の好きなラグビーのために一生懸命練習できる。

東京に住んでいて、あまり、夢を見ることもなくなった僕にとっては一つのヒントを与えてくれる本でした。



負げねっすよ、釜石
負げねっすよ、釜石
著者:松瀬学
価格:1,512円(税込、送料込)
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2014年2月8日土曜日

マイクロソフトの悪いところ

今では、職場ではマイクロソフトのオフィス系のソフトがないと仕事が出来ないのでしょう。ただ、マイクロソフト系のソフトの悪い部分もあるので、この、グーグルのブログに書きます。ライセンス料が異様に高い。ワードとエクセルで3万くらいかかる。ウェブメールやTwitterはライセンス料無料。オフィス系のソフトも安価版が出来れば良いのかなと最近思ってます。

2014年2月7日金曜日

文京区立図書館所蔵の「東日本大震災」関連の書籍

昨年の12月から文京区立図書館所蔵の「東日本大震災関連」の書籍を調べてます。ヒットした件数は1000件以上。その蔵書の多さに驚いてます。気持ちのゆとりのあるとき、1ヶ月に一冊でも読めればと思ってます。因みに東京都立図書館で調べても、文京区立図書館でヒットした件数とほとんど、変わらず。文京区立図書館の充実ぶりを実感しました。

2014年2月5日水曜日

オフィス系のスキルにつて

オフィス2013試用版をパソコンにインストール。購入しようとしているが、技術的な問題が発生しましたとの通知が来る。何度もマイクロソフトに問い合わせるが、解決しない。本製品を購入したいものだ。