「神田川生活(一人暮らし)の人生相談その2(吃音矯正訓練)」
僕が新宿区の書店で働きながら、一人暮らしていた頃、使っていたMacのノートパソコンのハードディスクをバックアップしたCD-Rを現在、使用しているWindowsのPCで読めました。
CD―Rを見ていると、当時の状況が、昨日のことのように思い出されます。
僕が一人暮らしをしていたのは、新宿区の戸山でした。
藤尾潔さんというライターが「早稲田大学おもしろ話」に書いているように、家賃2万8千円の4畳半のおんぼろアパートに住んでいました。
風呂はなし、トイレは共同トイレのアパートでした。
先日は、神田川生活(一人暮らし)の人生相談と題して、普通の会社にいるような上司がいないことについて書きましたが、今回は、僕の吃音のことについて書きます。
僕は、大学卒業後、テレビ番組の制作会社で働いていましたが、会社では僕は吃音ということで、現場には行かせてもらえずに、ビデオ編集室に籠っての、VTRの編集に専念することになりました。
学生時代は、サークルで、日本の辺境地域や、高山、河川、時には外国にも行けました。
学生時代には吃音とか関係なく、野外フィールドに行けました。
それが、いざ、会社で働くようになると、吃音ということで、全く現場には行かせてもらえません。
朝から晩まで、編集室に籠ってのVTRの編集作業に従事していました。
一日中、編集室に籠ってのVTRの編集業務というのは、想像以上にきつい仕事でした。
編集作業には、締め切りがあるので、時には徹夜をすることもありました。
急なニュースが飛び込んで来れば、特番の番組の編集に携わることもあります。
編集作業が追い付かない場合もあります。
栄養ドリンクとか飲んで、仕事をしていましたが、結局、体を壊して入院、僕は、自分はこの仕事が向いていないと思い、自分から会社を退職しました。
会社を退職してから、体を動かす仕事とかもしました。
体を動かす仕事の現場では、特に吃音とか関係ないので、単純に働いて、お金を稼ぎたいなら、肉体労働でも良かったのかもしれません。
神田川生活(一人暮らし)をしていた当時は、学生時代には日本各地や外国にも行けていたにも関わらず、いざ社会に出ると、一日中、閉じ籠っての仕事で挙句の果てには体を壊してしまったので、学生時代のように、現場に行けるといいと思い、先日、ブログに書いた早稲田大学探検部の先輩、T先輩に吃音を直したく、吃音矯正訓練を受けたいので、お金を貸してくれませんかと頼んだことがありました。
当時は、僕も、神田川生活(一人暮らし)で、ほとんど貯金がなくて、T先輩を頼りに金策をしました。
確か、10万円だったと思いますが、T先輩に借りたと思います。
借りたお金で、吃音矯正訓練を行っている教室に通いましたが、結局、吃音は直りませんでした。
その後、どうやって、お金を貯めたか分かりませんが、T先輩には、きちんとお金を返しました。
学生時代には、いろいろな現場に行けて、楽しかったので、学生時代に所属したサークルの先輩に相談に行ったのだと思います。
以上、「神田川生活(一人暮らし)の人生相談2(吃音矯正訓練)」
ブログに載せます。
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