2015年12月29日火曜日

「神田川生活(一人暮らし)の人生相談その2(吃音矯正訓練)」

「神田川生活(一人暮らし)の人生相談その2(吃音矯正訓練)」

 僕が新宿区の書店で働きながら、一人暮らしていた頃、使っていたMacのノートパソコンのハードディスクをバックアップしたCDRを現在、使用しているWindowsPCで読めました。

 CDRを見ていると、当時の状況が、昨日のことのように思い出されます。

 僕が一人暮らしをしていたのは、新宿区の戸山でした。

 藤尾潔さんというライターが「早稲田大学おもしろ話」に書いているように、家賃28千円の4畳半のおんぼろアパートに住んでいました。

 風呂はなし、トイレは共同トイレのアパートでした。

 先日は、神田川生活(一人暮らし)の人生相談と題して、普通の会社にいるような上司がいないことについて書きましたが、今回は、僕の吃音のことについて書きます。

 僕は、大学卒業後、テレビ番組の制作会社で働いていましたが、会社では僕は吃音ということで、現場には行かせてもらえずに、ビデオ編集室に籠っての、VTRの編集に専念することになりました。

 学生時代は、サークルで、日本の辺境地域や、高山、河川、時には外国にも行けました。

 学生時代には吃音とか関係なく、野外フィールドに行けました。

 それが、いざ、会社で働くようになると、吃音ということで、全く現場には行かせてもらえません。

 朝から晩まで、編集室に籠ってのVTRの編集作業に従事していました。

 一日中、編集室に籠ってのVTRの編集業務というのは、想像以上にきつい仕事でした。

 編集作業には、締め切りがあるので、時には徹夜をすることもありました。

 急なニュースが飛び込んで来れば、特番の番組の編集に携わることもあります。

 編集作業が追い付かない場合もあります。

 栄養ドリンクとか飲んで、仕事をしていましたが、結局、体を壊して入院、僕は、自分はこの仕事が向いていないと思い、自分から会社を退職しました。

 会社を退職してから、体を動かす仕事とかもしました。

 体を動かす仕事の現場では、特に吃音とか関係ないので、単純に働いて、お金を稼ぎたいなら、肉体労働でも良かったのかもしれません。

 神田川生活(一人暮らし)をしていた当時は、学生時代には日本各地や外国にも行けていたにも関わらず、いざ社会に出ると、一日中、閉じ籠っての仕事で挙句の果てには体を壊してしまったので、学生時代のように、現場に行けるといいと思い、先日、ブログに書いた早稲田大学探検部の先輩、T先輩に吃音を直したく、吃音矯正訓練を受けたいので、お金を貸してくれませんかと頼んだことがありました。

当時は、僕も、神田川生活(一人暮らし)で、ほとんど貯金がなくて、T先輩を頼りに金策をしました。

確か、10万円だったと思いますが、T先輩に借りたと思います。

借りたお金で、吃音矯正訓練を行っている教室に通いましたが、結局、吃音は直りませんでした。

その後、どうやって、お金を貯めたか分かりませんが、T先輩には、きちんとお金を返しました。

学生時代には、いろいろな現場に行けて、楽しかったので、学生時代に所属したサークルの先輩に相談に行ったのだと思います。

以上、「神田川生活(一人暮らし)の人生相談2(吃音矯正訓練)」



 
ブログに載せます。



 


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