2019年9月23日月曜日

「本が勝つのか、法が勝つのか?」

「本が勝つのか、法が勝つのか?」

 僕が読んでいる本には、本の中で東電の業務上過失致死傷罪の刑事責任を問うている本も多くあります。

 本を読んでいる人たちは、先日、判決が出された東電刑事裁判の結果に納得がいかない人も多くいると僕は思っています。

 ただ、日本とは法治国家です。

 法に支配されているのが日本人です。

 法に支配されていると思っている人は、裁判所で東電旧経営陣、無罪の判決が出されたのだから、法に従って、東電に罪は無いと考える人も多くいると僕は思っています。

 果たして本が勝つのでしょうか?法が勝つのでしょうか?

 もし本を読んでいる人たちが本にこそ本当のことが書いてあると信じてしまい、東電に罪があると考えていたら、本が勝つことになります。

 日本とは法治国家では無く本に支配される国になってしまうと思います。

 本を書いている連中も本を書いてお金をもらっているし、無給で本を書いているわけではありません。

 出版産業という産業があり、出版産業に従事する方々の生活もかかっているので、本を書く人がいて、本を製本したり、印刷したり、本を売ったりする人たちもいますが、日本の中の一産業に過ぎません。

 日本の一産業に過ぎない本にこそ本当のことが書かれていると信じてしまうのは、僕は危険だと思っています。

 僕もブログを書いているので分かりますが、文章を書くとは、自由な活動で、自分の思うように文章を書けます。

 言論の自由、表現の自由が法で保障されていて、自由に文章を書くことが出来ます。

  自由に表現できる本が勝つのか、ある程度の規則性が保たれている法が勝つのか、とても関心がありますが、僕は大学時代の学部が法学部だったので法に勝って欲しいと思っています。

 僕は、現時点では裁判所で東電には罪が無いとの判決が出されたので、法を信じて、東電には罪は無いと思うようにしています。

 以上、「本が勝つのか、法が勝つのか?」

ブログに載せます。




 

 


 

 

 

 

 
 

 

 

 

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