「神田川生活の諸葛孔明」
僕が一人暮らし(神田川生活)をしていた頃に、同じ早稲田界隈に早稲田大学探検部の僕の二つ上の高野秀行さんが住んでいらました。
早稲田大学在学中に同じサークルだったということで、遊びに行ったことがありました。
一度、遊びに行ったときに、僕は高野さんが、
「諸葛孔明が現れないな」とか言っていたのを覚えています。
三国志に出てくる諸葛孔明のことを知っている人は多いと思います。
劉備玄徳に仕えた諸葛孔明は優れた参謀であり、知謀でもあったと思われます。
高野秀行さんからすると、ご自身が劉備玄徳で、諸葛孔明のような優れた参謀、知謀が欲しかったのだと思います。
高野秀行さんが、アフリカのコンゴに恐竜を探しに行った隊の隊長を務められた経験から何でも物事を考えてしまう傾向のある方であることは以前にもブログに書いていました。
なんでも自分中心主義の方なので、本の世界の「三国志」の中でも、ご自分が劉備玄徳だと思って、参謀・知謀である「諸葛孔明が現れない」とか言っていたのだと思います。
僕は早稲田大学在学中に早稲田大学探検部に所属していましたが、特別、高野秀行さんのために活動していたわけでもないし、自分のために活動していました。
僕は、中学校の頃は生徒会長、高校でもバスケットボール部の責任者をしていて、学校とかクラブをまとめるとはどういうことかは、授業ではなく自分の役割として学んでいました。
僕から見ると、早稲田大学探検部の僕の二つ上だった高野秀行さんは、人の上に立つタイプの方とは思っていませんでした。
文章を書くことは出来る人ですが、学校とかクラブをまとめるタイプの人の上にタイプの人ではないと思っていました。
高野秀行さんの「諸葛孔明が現れないな」
という言葉を聞いて、この人は本当に本の世界でしか、物事を考えられない人だと思いました。
僕が神田川生活(一人暮らし)をしていた頃の高野秀行さんの言葉に違和感を感じていたのでブログに書いてみました。
以上、「神田川生活の諸葛孔明」
ブログに載せます。
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