「岳人、山渓はきちんと売れていた」
僕が、神田川生活(一人暮らし)をしていた頃、アルバイトをしていた書店では、「岳人」「山と渓谷」などの、山登り系、アウトドア系、ナチュラリスト系の雑誌は、定期的に買っていくお客さんがいらして、きちんと売れていました。
二つの雑誌とも、アウトドア派、ナチュラリスト派の、正統的な雑誌ですが、雑誌を買っていくお客さんも、リュックサックを背負っているお客さんもいたし、中には、カラビナ(登山用具)をズボンのベルトに付けているお客さんもいました。
二つの雑誌とも、書店にとっては定期的にきちんと売れる雑誌で、ありがたい雑誌でした。
雑誌の興亡は、激しく、新しい雑誌が出ては、消えていくものが多かったですが、「岳人」「山渓」は、僕がアルバイトしていた、1990年後半の頃から、きちんと売れていて、現在でも、近所の書店に行くと、置いてあります。
二つの雑誌に共通して言える良い部分は、雑誌の紙質が良いこと、写真がとても綺麗なことです。
山に行ったことのある人なら分かると思いますが、山頂からの眺望はとても綺麗だし、写真に風景を収めたいと思う人も多いと思います。
「岳人」「山渓」の二つの雑誌では、山岳系の写真がとても上手く綺麗に撮影されていて、
グラビアページのレイアウトも良いし、写真を見せる技術に長けていると思います。
文章は、山の仙人のような文章も多くあり、浮世離れしていると感じる人もいるかと思いますが、浮世で、世俗的なしがらみに囚われている人にとっては、とても新鮮だし、心が癒やされる内容だと思います。
「岳人」「山渓」の二つの雑誌とも、定期的に購読している方も多くいらして、書店ではきちんと売れる雑誌でありがたかったです。
以上、「岳人、山渓はきちんと売れていた」
ブログに載せます。
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