「神田川生活(一人暮らし)の立川志楼(現 立川志遊)からの手紙」
僕が新宿区の書店で働きながら、一人暮らしていた頃、使っていたMacのノートパソコンのハードディスクをバックアップしたCD-Rを現在、使用しているWindowsのPCで読めました。
CD―Rを見ていると、当時の状況が、昨日のことのように思い出されます。
僕が一人暮らしをしていたのは、新宿区の戸山でした。
藤尾潔さんというライターが「早稲田大学おもしろ話」に書いているように、家賃2万8千円の4畳半のおんぼろアパートに住んでいました。
風呂はなし、トイレは共同トイレのアパートでした。
二つ仕事をしながら、貧乏生活を送ってました。
その頃、僕の高校時代の部活の友達が立川談志師匠のところに入門して、前座で、落語家として活動していました。
前座名は立川志楼。僕のオンボロアパートの住所をどこで探し出したのか、盛んに封書を送ってきました。
封書には前座の立川志楼さんの落語会のご案内。
落語会の場所と、入場料が、記された紙が封書には入っていました。
落語会は、日暮里や原宿、四谷などで盛んに行っていて、入場料は1000円でした。僕も高校時代の部活の友達が落語家として頑張っている姿を見られるのは嬉しかったので、落語会に良く足を運びました。
この人は北区の赤羽出身の落語家さんで、原宿などで落語会をやると、おしゃれな街があまり似合わず、落語を聞きながら僕は苦笑していました。
当時、志楼さんの、似合う場所は日暮里でした。
山手線と京浜東北線が乗り入れる日暮里の地での落語会にはお年寄りも沢山来ていて、落語会は盛り上がっていました。
立川志楼さんは、現在では真打に昇進して、立川志遊さんとして落語活動に励んでいるようです。
先日、グーグルで検索してみましたが、なんとWikipediaに出てきました。
ブログも運営しているようで、覗いてみました。
最近は上野の広小路亭で立川一門として、落語会をやっているようです。
日暮里から上野まで出世したとは正直驚きました。
やはり、きちんと、地道に活動している人は、認められるのだと思いました。
以上、「神田川生活(一人暮らし)の立川志楼(現 立川志遊)からの手紙」
昔の友達の宣伝になってしまいます(この人から一銭ももらっていません。)が、ブログに載せてみます。
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