「朝日新聞に記事を書かれるということ」
何度かブログで書いていますが、僕が障害者雇用で勤務していた職場は、朝日新聞の記者に潜入取材されて、記事に書かれました。
朝日新聞の記事の書き方も一つの見方だと思います。
朝日新聞の記者の方の世界観では、僕が障害者雇用で勤務していた職場は「通勤バス 派遣村」という世界だったのだと思います。
実際に、僕が働いている頃も、職場の方々は精神的に荒(すさ)んでいた方もいらしたと思うし、職場の方々が、僕が精神障害者だからといって、気を遣えるような方々ではなかったと思います。
僕も職場で健常者と衝突したしたことがありました。
僕を採用した人事部長が、職場にやってきて話し合いをしましたが、その際に人事部長は、
「障害者を雇用すると、補助金がもらえるから障害者を雇っている」
と言っていました。
多くの企業にとって、障害者雇用とは、法定雇用率を維持するために、国からの補助金をもらって障害者を雇用している企業が大半だと思います。
ただ、現場で働いている障害者の世界観の中では、登録している障害者就労支援センターに勤続を表彰されるという、胸を張って堂々と働いていますと言える世界観になるのかもしれません。
勤務している職場が、朝日新聞社に取材されるかどうかはあまり関係ないことかもしれません。
朝日新聞に悪く書かれている会社は多いし、そういう会社に勤務されている方々も世の中には多くいることも事実です。
僕の家では朝日新聞を購読していて、朝日新聞の世界観の文章を読んでいますが、文章などは書きようによってどうにでも書けるものです。
朝日新聞を含めたマスコミ業界に勤務されている人たちのことを、僕は悪く書こうと思えばいくらでも悪く書けます。
朝日新聞の記事の書き方も一つの世界観だと思うし、僕のブログも一つの世界観です。
ただ、「火の無いところに煙は立たない」というか、朝日新聞に記事を書かれるとは、それなりに問題を抱えているから記事を書かれるのだと思います。
僕の勤務していた職場の方々も、仕事を好きでやっていたわけではなく、お金のために嫌々仕事をしていた方も多くいたと思います。
朝日新聞に記事を書かれるべくして記事を書かれたとも言えます。
精神障害者雇用の現場が、朝日新聞に記事を書かれるような職場しかないと思われると、これから就労を目指す方々も嫌気が差すと思います。
僕が以前勤務していた会社には、少しでも良心的な気持ちを持っていただきたいと思っています。
朝日新聞の記事の書き方も、少し問題かと思いますが、記事を書かれる会社の側にこそ多くの問題があると思うので、僕の勤務していた会社は、少しでも社会的な責任感を持っていただきたいと思っています。
以上、「朝日新聞に記事を書かれるということ」
ブログに載せます。
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