2015年7月1日水曜日

「一本の新聞記事」



「一本の新聞記事」

今朝の朝日新聞に一本の記事が掲載されていました。

記事は、第2社会面に掲載されていました。

記事のタイトルは 

遺族 「東電は謝罪を」 避難中自殺 賠償判決

というタイトルです。

記事は以下です。

 東京電力福島第一原発事故で福島県浪江町から避難後、自殺した五十嵐喜一さん(当時67)の遺族3人による損害賠償請求訴訟で、福島地裁は30日、事故と自殺の因果関係を認める判決を言い渡した。「避難生活など過酷な経験が耐え難い精神的負担を強い、うつ状態に至らしめた」とし、3人に計約2700万円を支払うよう東電に命じた。
 訴えていたのは、喜一さんの妻英子さん(66)ら。
 判決によると、喜一さんは事故発生後の2011313日から1か月間、同県郡山市の体育館に避難。不眠や食欲不振を訴えた。その後、同県二本松市のアパートに移ったが体調が再び悪化。「早く浪江に帰りたい」と言うようになり、7月に同県南相馬市の川で遺体が見つかった。
 判決は、喜一さんが人生での大半を過ごし、退職後も釣りや家庭菜園などを楽しんでいた故郷を事故で追われ、「人生そのものの基盤を失った」と指摘。避難の長期化や経済的負担への不安なども加わってうつ状態となり自殺した、とした。
 また、原発事故を起こせば放射性物質が拡散し、避難を強いられた住民がストレスで精神障害を発症し、自殺者が出ることを東電が予見できた、と指摘した。
 判決後、栄子さんは「一番求めているのは東電からの謝罪です」と語った。栄子さんらは控訴しない方針だという。
 東電によると、原発事故と自殺の因果兼関係を認めた判決は、同県川俣町の女性(当時58)の避難生活中の自殺をめぐる同県地裁の判決に次いで2例目という。両方で遺族の代理人を務めた広田次男弁護士は「事故と避難者の自殺の因果関を認める司法の流れができた」と判決を評価。東電は「判決内容を精査し、引き続き真摯に対応します」とコメントした。(小島泰生)

以上が、新聞記事です。

短い記事ですが、僕にはこの新聞記事は司法が福島原発事故にどう向き合うかという点で非常に関心の湧く記事でした。

心の病気、「うつ病」=精神障害による自殺と、福島原発事故には因果関係があるという判決です。

こういう人間の命に関わる裁判が各地で行われていているにも関わらず、国は鹿児島県の川内原発を再稼働しようとしています。

経済優先の国の政策は、人間の命とどう向き合っていくのでしょうか?

普通に新聞を読んだり、テレビを見ていても、原発が人間の命をも奪う可能性のある化け物のようなものかもしれないと感じています。

ニュースや、スマートフォンの地震速報で、日本各地で地震が起きていることを知らせています。

現場に行ってみないと何も分からないという人も多いかと思いますが、ある程度信憑性のあるメディアのニュースや、スマートフォンの地震情報を毎日、見ていると、本当に原発を再稼働させて良いのかと疑問に感じてしまいます。

事実として、僕の住んでいる東京都でも、最近、大きな地震がありました。

揺れは、2011年の3.11の大地震を思い返すくらいの大きな揺れでした。

近所に原発施設はありませんが、様々な情報を読んでいると、本当に原発を再稼働させて良いのかと思ってしまいます。

本の情報ばかりで現場のことが何も分かっていないという人もいるかと思いますが、あえて、原発に反対する本を書くということは、警告のような意味合いもあると思います。

何かを書くということは、かなり、緊急に迫られたり、自分の見たこと、考えていることを分かってもらいたいとかの動機で本を書くことが多いと思います。

政治家の方は街頭演説などの自分の表現手段がありますが、自分の表現手段を持たない人々は本を書いたりするのかもしれません。

今朝の朝日新聞の一本の記事から、様々なことを考えました。

以上、「一本の新聞記事」

くだらない内容ですが、ブログに載せます。






0 件のコメント:

コメントを投稿