2017年6月8日木曜日

「心はずむ山ハイクを読んで」

「心はずむ山ハイクを読んで」

 先日、神田川沿いにあるファミリーマートで、早稲田大学探検部のOBの方の著書、「心はずむ山ハイク」という本を購入しました。

 僕が何故、この本を知ったかというと、早稲田大学探検部のOB会からメールが来て、この本のことを伝える内容のメールで、メールを読んで、この本を知りました。

 読んでみると、日本人の登山の歴史について書かれていました。

 古くは山岳信仰としての登山だったようです。

 山に行くと、祠とかが多くあるのも、山に神性、霊性を感じていたからこそ、祠とかも多く建てられているのだと思いました。

 近代登山以前の登山とは、江戸時代の講とかが大衆にとっての登山のグループになっていたことも分かりました。講を作り、富士山などの登山にも行っていたことも分かりました。

 山が、文学でも描かれていることについても書かれていて、古くは和歌の世界でも山は詠まれていて、俳句でも松尾芭蕉らが、山を詠んでいることが分かりました。近代文学でも夏目漱石、太宰治らも、山を文学作品の対象にしていたことが分かりました。

 著者の方が、早稲田大学の文学部出身の方で、文学に造詣のある方であることが分かります。

 この本には、著者が所蔵している、文化文政年間に著された古書に掲載されている、山の絵も掲載されていて、絵を見ていてもおもしろいと思いました。

 登山の心得も書かれていて、登山は一人では行かないこと、季節を選ぶこと、登山届を出すこと、いつでも引き返すこと、下山までが山歩き、の五つの、大切なことも書かれていました。

 登山の初心者が読んでも、参考になることも沢山書かれていて、読みやすい本でした。

 僕は長く、登山から遠ざかっているので、この本を読んで、軽いハイキングとかをしてみたいと思いました。

 山の自然の風景を見ながら、ハイキングをするのも良いと思いました。

 先日、近所の神田川沿いのファミリーマートで、早稲田大学探検部のOBの方の著書、「心はずむ山ハイク」という本を購入して読んでみたので、本を読んでの感想を書いてみました。

以上、「心はずむ山ハイクを読んで」

ブログに載せます。






 

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