「神田川生活の闖入者 その10 未知への挑戦」
先日から、僕が神田川生活(一人暮らし)していた頃の闖入者(ちんにゅうしゃ=突然入って来た者)が良く来たので、その方々の様子をブログに書いています。
今回の、第10弾は、早稲田大学探検部の僕の二つ上の先輩、高野秀行さんの闖入について書いたみたいと思います。
高野秀行さんは僕のアパートに闖入してきました。
高野秀行さんは学生時時代に本を書かれている方で、文才のある方です。
本を書くほどの文才のある分、新聞記者とかを平気でバカにしています。
僕のアパートに闖入してきた時も、僕の部屋にある本を読むわけではなく、僕がコンビニで買ってきていた、毎日新聞を読んでいました。
僕は神田川生活をしていた頃は、新聞は定期購読しておらずに、近所のコンビニで、毎日新聞を買って読んでいました。
新聞を読まないと、世の中の動きが分からなくなるので、毎日新聞をコンビニで買って読んでいました。
何故、毎日新聞を買って読んでいたかいうと、神田川生活をしていると、毎日新聞が読みやすかったからです。
朝日新聞でも読売新聞でも良かったのですが、あえて僕は毎日新聞を買って読んでいました。
毎日新聞を読んでいると、記者の目とかおもしろかったです。
高野秀行さんも、僕のアパートに闖入して来ると、僕がコンビニで買ってきていた毎日新聞を読んでいました。
高野秀行さんは早稲田大学探検部時代に、早稲田大学探検部名義で、本を出してしまっているので、探検関連のことに宿命づけられてしまっているような方でした。
僕は、その探検関連のことに宿命づけられてしまっているTさんに、NHK出版の、
「未知への挑戦 日本の探検家たち」という本をプレゼントしたと思います。
「未知への挑戦 日本の探検家たち」
は、京都大学系の方々が、日本の探検家49人をセレクトして、本文と絵画により日本の探検家を紹介している本です。
西堀栄三郎記念、探検の殿堂という施設が滋賀県にあるようで、探検の殿堂が選んだ、探検家たちを本文と絵画により紹介している本です。
こんな感じの本です。
↓
僕も読みましたが、本文よりも絵画が良いと思いました。
絵画には様々な探検家の方の肖像が描かれています。
チベットのカイラス山に赴いた、河口慧海
北海道の間宮海峡を確認した間宮林蔵。
西域探検をしていた大谷光瑞。
アルピニストの槇有恒
この他にも、多くの探検家と呼ばれている方々の肖像が描かれています。
絵を描いている方々が、探検家と呼ばれる方々の肖像を懸命にイメージして、探検家と呼ばれる方の心境になったような感じで描かれているような気がして、絵がとても良い本だと思いました。
高野秀行さんは早稲田大学探検部在籍中に早稲田大学探検部名義で本を出してしまっているので、探検関連の人生を送ることが宿命づけられています。
僕は、高野秀行さんが本を書かれたころの早稲田大学探検部を知っているので、高野秀行さんの早稲田大学探検部に与えた、功罪も知っています。
良くも悪くも、高野秀行さんは、早稲田大学探検部に大きな影響を与える方なので、僕も、高野秀行さんには、探検関連の本をプレゼントしました。
僕が何故、高野秀行さんにこの、「未知への挑戦」という本をプレゼントしたかというと、Tさんにこの本をプレゼントすれば、この、「未知への挑戦」という本が早稲田大学探検部に影響を与えると思ったからです。
現在の早稲田大学探検部のTwitter、ホームページを拝見すると、
やはり、「未知への挑戦」をしているようです。
早稲田大学探検部も、日本の大学探検部の礎を作っている方々の活動を参考に今後も新しい「未知への挑戦」をされていけば良いと思っています。
以上、「神田川生活の闖入者 その10 未知への挑戦」
ブログに載せます。
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