「5秒の緊張感」
最近、良くブログに書いてますが、僕は20代の頃、日本電波ニュース社という会社に勤めてました。
勤めている頃、僕が非常に学んだのは、現場で取材撮影するカメラマンの方でした。
重い撮影用のカメラを担いで、取材する対象をなんとか捉えようとします。
僕も取材現場に同行させていただいたことがありました。カメラマンの方は、30分テープを基に撮影していましたが、盛んに「5秒の緊張感」という言葉を使ってました。
そのカメラマンの方が言うには、若い頃は長回し出来る30分テープがなかったので、撮影用カメラを担いで、取材対象を5秒間で切り取っていたということを言っていました。
5秒間の緊張感の中で取材対象を切り取るのとの気持ちで、ビデオカメラで取材対象を切り取るとのことです。
そのカメラマンの方が切り取った取材対象は、編集する僕にとっても、編集しがいのある映像の数々でした。
映像の世界も職人気質が強い世界でした。
あくまで、人間と人間が協力して仕事をする世界です。
カメラマンの方が取材現場で、5秒の緊張感の中で必死に切り取った風景は、編集しがいがありました。
昨日は関東地方で、比較的大きな地震がありました。東京都心でも縦揺れの大きな揺れがありました。僕も昨日は大きな縦揺れを感じました。
メディアで働いている報道関係者の方々も大変だと思います
今ではスマートフォンでもタブレットででも撮影できるので、様々な所から映像が送られてくるのでしょうか?
最近はFacebookやTwitter、Blogに簡単に写真や動画を投稿できるので、手のひらサイズのスマホ片手に街を歩くカメラマンの方たちも大忙しだと思います。
しかし、地震で忙しくなるのは本望でない人たちも沢山いると思います。
僕が勤めていたテレビ番組制作会社には純粋に音楽が好きだったり、映画が好きな人が多かったです。
報道部門で働いている人の中にも、学生時代にバンドをやっていた人などもいました。
豊かな感性を持った方たちの切り取った映像はインパクトがありました。
報道部門で働いている方たたちは昨日は関東地方の地震のことで、大忙しになっていたのでしょうか?
以上、「5秒の緊張感」
僕が心配しても仕方ありませんが、ブログに載せてみます。
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