2014年9月21日日曜日

「大学受験」と「悪霊」(ドストエフスキー)

「大学受験」と「悪霊」(ドストエフスキー)

僕はTwitterは回転ずし的なメディアだと思ってます。フォローワーさんがお客さん。フォロワーさんにいかに安価に良いネタを提供できるか?僕は高級寿司店には行きません。回転ずしにお世話になっている人は、Twitterをやるんだと思うんです。フォローワーさんが沢山いる人は、それだけ、安く、良いネタを提供できる人だと思うんです。だからお客さんも付く。特に東日本大震災後は、その人が今までどのような価値観で人生を過ごしてきたかが分かるんだと思います。100円ショップ。コンビニ。ユニクロ。ドトール。生協。新聞販売店。郵便局。こういうお店にお世話になってきた人はTwitterの世界で通用するんだと思います。僕は大学受験に失敗して、一年間、東京新聞の新聞専売所に住み込んで、新聞配達をしながら受験勉強をしてました。毎朝、3時半に起きて、250軒くらいの家に新聞を配ってました。この経験が僕の人生を決定付けたと言えると思います。中央区の下町で雨の日も雪の日も転びながらも新聞を配ってました。英語の勉強はマ ンションに新聞を配る時の階段の上り降りの時に「出る単」を読みながら勉強してました。こういう勉強法でも英語が異常に難しい上智大学国際関係法学部に合格しました。
幸い、僕のことを理解してくださる塾の先生が文京区にいらして、な んと、無料で塾に半年、通わせていただきました。文京区の本郷にある塾の先生でした。出身大学は早稲田大学でした。僕は受験で、「早稲田」「上智」「明 治」に合格しました。恩師の先生が早稲田だったので、早稲田を選びました。早稲田大学入学後も、僕は楽しい仲間に囲まれ過ごしました。有意義な学生生活を 送れました。社会に出ると、出身大学とかでいろいろ言われ、これが社会かとびっくりしました。僕は勤めていた会社を辞めて、庶民的な街の本屋さんで働きました。お客さんはごくごく普通の人たちでした。僕にオススメの本や、売れ筋の本を聞いてくるお客さんも沢山いました。新聞配達、街の本屋さんでのアルバイト。この経験は本当に僕にとっては大きな経験です。
 僕は公立高校出身ですが、公立の高校というのは定時制もあり、若い頃から苦学している人が沢山いることを教えてくれます。勉強したくても、事情があり勉強できない人が沢山いることを教えてくれます。僕の高校時代の部活の顧問の先生は、定時制の先生も兼ねてました。
 高校時代の経験、新聞配達の経験、街の本屋さんでのアルバイトの経験。普通の学校生活だけは得られない自分の人間の幅を広げてくれる大きな経験だったと今でも思ってます。
そして、英語が異常に難しい上智大学に進まず、国語が異常に難しい早稲田大学に進んだことも正解だったと思ってます。苦学して、上智に進んでいたら、ドストエフスキーの「悪霊」とか研究していたかもしれません。

社会変革に情熱を燃やす、無神論者たちの、社会変革について研究していたかもしれません。

早稲田に進んで、何事も客観的に見る視点を教えていただいたことは感謝してます。













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