「森の長城が日本を救う」を読んで
先日、宮脇昭さん著の「森の長城が日本を救う」という本を地元、文京区の図書館で借りて読みました。
直後に、茨城県常総市での大水害が起きました。
テレビや新聞での報道では、東日本大震災時の大津波を思い出したという報道もありました。
この、「森の長城が日本を救う」には、津波の被害を防ぐために、海の防潮堤として、海岸沿いに木を植えようということが書かれています。
著者は本の中では原発に反対しています。
人間という生物が地球上で、いびつなほど発達して大きな存在になり過ぎ、自然界を支配するようになり、地球の自然の生態系を破壊しているというようなことも書かれています。
古代から人間は森と共生して生きてきたが、文明の発達とともに自然の森をも破壊し始めていると書いています。
著者はもうこれ以上、エネルギーなどを生産することはやめて、太古の森のような自然と共生していくのが良いのではないかと書いています。
人間は、古(いにしえ)から、森などの自然と共生して生きてきたと書かれています。
僕は学生時代に、日本や世界の自然豊かな地域に行ったことがありますが、沖縄の西の果て、西表島には、太古の大自然が残っていました。
カナダのユーコン川沿岸にも自然豊かな森が残っていました。
東京から少し足を伸ばし、奥多摩まで行けば、豊かな自然が残っていました。
東京都心でも、明治神宮などには、森があります。
都心はとにかく、高いビルを建てて、開発しようとする人が多いですが、人間はコンクリートに囲まれて生活していて、人間本来持っている、自然と共生する生き方を忘れないのでしょうか?
この、「森の長城が日本を救う」という本を読んでみて、大いに考えさせられました。
以上、「森の長城が日本を救う」を読んで、くだらない内容ですが、ブログに載せます。
0 件のコメント:
コメントを投稿