「神田川生活時代のコミックとスポーツ」
僕は昔、早稲田大学の近所の書店で働いていたことがあります。
書店で働いていると結構、いろいろなことが分かりました。
その一つが、スポーツ少年にとって、スポーツコミックが非常に大きな力になるということでした。
サッカー少年なら「キャプテン翼」
野球少年なら「Major」
バスケ少年なら「スラムダンク」
スポーツコミックはスポーツ少年にとって一番良い、教科書なのだと分かりました。
学校で部活動をやっていても、教育、教育が先行してしまう傾向が強いと思いますが、
部活動をやっているスポーツ少年にとっての教科書は
「キャプテン翼」であり、「Major」であり、「スラムダンク」だったのです。
僕の子供の頃も、野球といえば、「巨人の星」「ドカベン」などがありました。
そのようなコミックが僕が書店で働いていた頃は、
「キャプテン翼」「Major」「スラムダンク」だったのです。
日本サッカーのスパースター中田英寿も「キャプテン翼」を賞賛してますし、
野球でアメリカに渡った、松坂大輔も「メジャー」を読んでいたようです。
スポーツ少年にとって、スポーツコミックは最良の教科書なのでしょう。
書店で働いてみて分かりましたが、社会派の難しい本は大学生などは買っていきますが、小学生、中学生、高校生くらいまではあまり買っていきませんでした。
学校の国語の教科書には、純文学の夏目漱石や芥川龍之介の小説が載っていたりしますが、その手の本は夏休みの「新潮文庫の100冊」とかで売れるだけでした。
僕が街の書店で働いてみて面白かったのは、スポーツ少年にとっての教科書がスポーツコミックだったということでした。
ブログに載せてみます。
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