「台風25号の被害を悼む」
毎回、毎回、同じことを書きますが、僕は一介のブロガーとして、ありきたりな日常を書き続けながら、胸が締めつけられるようなニュースに触れては、こうして文章にしています。
令和8年9月21日、大型で強い台風25号(ドゥージェン)が関東に接近しました。千葉県勝浦市の南を北東へ進み、伊豆大島では24時間降水量が680ミリを超え、9月の観測史上1位を大幅に更新する記録的な大雨となりました。気象庁は東京都大島町にレベル5の土砂災害特別警報を発表し、ピーク時には関東・東海の1都5県で約190万人に避難指示が出されました。
22日朝には台風は日本の東の海上へ抜けましたが、土砂崩れが相次ぎました。現時点で確認されている死者は4人、行方不明者は6人です。神奈川県横須賀市では64歳の女性が自宅に流れ込んだ土砂に巻き込まれて亡くなり、三浦市でも複数の住宅が土砂に埋まりました。千葉県では袖ケ浦市で道路の復旧作業をしていた51歳の男性が油圧ショベルごと土砂崩れに巻き込まれて死亡し、山武市と鴨川市でも高齢の女性が家屋の倒壊で命を落とされています。鴨川市ではさらに2人の男性の行方が分かっていません。停電はなお4万軒以上残り、佐倉市などでは冠水も発生しています。
僕は2011年5月、東日本大震災の直後に東北へボランティアに行きました。泥かきをしながら、ただただ無力感に打ちのめされたあの感覚が、今また蘇ります。形は違えど、災害が奪うものはいつも「当たり前の日常」なのです。
母は要支援2で脊柱管狭窄症と関節リウマチを抱え、父は心不全で要介護2。僕自身も統合失調症で精神障害2級を抱え、右手のマウス腱鞘炎をこらえながら、文京区の静かな道を歩き、両親の介護の合間にキーボードを叩いている一介のブロガーです。遠くない関東の同じ空の下で起きた惨事なのに、僕にできることはこうして書くことだけです。
台風25号で亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。遺されたご遺族、今も捜索と復旧に当たられている方々、避難所で不安な夜を過ごされている方々に、東京の文京区から連帯の思いを送ります。
忘れないことが、僕たちにできる、せめてもの「悼み」のかたちではないでしょうか。
地道にコツコツと、諦めずに。ブログを更新し続けるように、被災地の皆さんも、僕らも、支え合っていきましょう。
Don't give up
9月某日 早稲田大学探検部33期OB 上原和明
東京にて
以上、「台風25号の被害を悼む」
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