「東京大学の調査結果は精神障害者のシナリオになってしまう」
先日、ヤフージャパンのサイトを見ていたら、とても悲しい記事がありました。
以下、毎日新聞の記事です。
<重い精神疾患>22年短命に 東大チーム調査
この記事を読んでみると、東京大学のチームが自らの病院の先生が顧問を務めるグループホームなどを利用した統合失調症患者など、重度の精神疾患を持つ方々を調査した結果を記事にしているものです。
記事には、
一般の人と比べて心筋梗塞(こうそく)などの心血管疾患と自殺で亡くなるリスクが高く、平均で22年短命になっている
とあります。
統合失調症の幻覚や妄想なども自殺に関係する可能性があるとのことです。
この記事を読んでいると、この記事のタイトルになっている
<重い精神疾患>22年短命に
が、精神障害者の方々にとっての人生のシナリオになってしまうような気がして恐ろしくなりました。
東大病院には、僕も本郷の森、銀杏企画絡みで行ったこともあるし、あまり悪い印象は持っていませんでしたが、この記事を読んでみると、東大病院の先生は、こんな恐ろしい調査もしているのだと東大病院に対する恐れの念も湧いてきました。
最後に、
「医療者側の支援も重要で、生活習慣や治療薬の量を改善していく必要がある」
とのことも書かれていて、改善案も提示していますが、毎日新聞の記事のタイトルは、
<重い精神疾患>22年短命に 東大チーム調査
です。
この記事を読んでみると、何とか出来ないのかと思いました。
統合失調症の幻覚や妄想が自殺に関係する可能性があるというのは、自殺を防ぐ対策として、何か文章を書いてみるというのも、良いのではないかと思いました。
精神障害者の方の幻覚や妄想が文章になれば、医者の側も患者さんが何を考えているかが分かるような気がします。
この毎日新聞の記事のタイトルだと、
<重い精神疾患>22年短命に
が精神障害者のシナリオになってしまうような気がしました。
毎日新聞社が精神障害者に対してどのような認識を持っているか分かりませんが、タイトルの付け方は良くないと思いました。
僕の知り合いにも毎日新聞社に勤務されている方がいますが、未だに年賀状を下さる方もいます。
何とか、精神障害者に対してのシナリオを書き換えるような記事も毎日新聞には書いていただきたいと思います。
先日、ヤフージャパンのサイトの記事を見ていたら、悲しい記事があったので、記事を読んでの僕の思ったこともブログに書いてみました。
以上、「東京大学の調査結果は精神障害者のシナリオになってしまう」
ブログに載せます。
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