「天皇陛下のお気持ち全文を読んでみて」
昨日、自宅でテレビを見ていたら、天皇陛下のお気持ちの表明のビデオメッセージがNHKで放映されていました。
午後3時からの中継を見ていました。
ビデオメッセージは、10分間ほど、天皇陛下がお気持ち(お言葉)を述べられていて、ゆっくりした口調で、お気持ちを読んでいられて、とてもわかり易かったです。
僕にとって、難しいお言葉も、「殯(もがり)」以外はありませんでした。
テレビ中継を見た後に、Twitterを見ていたら、天皇陛下のお気持ち(全文)のNHKの記事があったので、昨日、僕が開設しているTwitterで紹介しました。
天皇陛下のお気持ち全文を、コピーしてMicrosoft Wordに貼り付けてみると、文字数は、1823字でした。
推敲されている文章で、尚且つ、ビデオメッセージとしても、10分間で読み上げられる工夫されている文章だと思いました。
その後、NHKのニュース7を見ていたら、時間枠を1時間に延長して、詳しく天皇陛下のお気持ち表明について、報道していました。
今朝の朝日新聞を読んでいても、一面の記事も天声人語も、社説も、天皇陛下のお気持ち表明関連のことでした。
ネット社会になり、言葉が乱れている時代だからこそ、言葉の重要性は大事なことになると思います。
心の病になる方々が、ネットの言葉に毒され影響されて、心の病になる方もいるかと思います。
ネット空間における乱れている言葉に対して免疫のある人間ばかりではないのではないかというのが僕の率直な感想です。
例えば、ネットに天皇陛下のお気持ち、全文を流すと、10分間の肉声ではなく、1823文字の文章になります。
ネット空間における1823文字の文章は、ビデオメッセージほどの大きな重みを持たないような気がします。
NHKなりで、10分間かけて、1823文字の文章をゆっくりとお話しされる、天皇陛下の肉声を流すからこそ、お気持ち(お言葉)の重みも出てくるのだと思います。
僕はここ3年くらい、ネットと対話しながら、自分でブログを書いたりしていますが、Twitterを含めたネットの世界は、なんでもありの、ある意味乱れている世界です。
自分を律して、言葉を選んでいる方もいますが、僕が見たところ、言葉の乱れはTwitterにもブログにも見られます。
昨日の天皇陛下のお気持ち(お言葉)全文を読んでみると、
「これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ」
という部分があります。
陛下、皇后が、日本全国を旅して、その旅先で、多くの市井の人々の地道な生の営みに触れて来られたことが分かります。
陛下と皇后が目を向けられてきたことが、市井の人々の地道な生活であったことが分かります。
そこには、虚飾のようなものもないし、陛下が目を向けられてきたのは、市井の人々の地道な生活だったことが分かります。
昨日の、天皇陛下のお気持ち表明のビデオメッセージはネットの言葉に毒されている現代に生きる多くの方々にも良く聞くなり、読んでいただきたいお言葉、文章だと思いました。
以上、「天皇陛下のお気持ち全文を読んでみて」
ブログに載せます。
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