銀杏企画三丁目の掲示板2010⑥「障害者も過労死する日本」
フォローワーさん2010人到達記念、2010年に書いていた文章。
Twitterのフォローワーさんが2010人に到達したので、僕が2010年に書いていた文章を公開してみます。
心の病気の人たちを支援する、福祉施設、社会福祉法人、本郷の森、銀杏企画が運営する「銀杏企画三丁目の掲示板」に書き込みをしていました。
ネット掲示板に関する本を読んでいたら、掲示板への書き込みの文は書き込んだ人間に著作権があるとのことでしたので、「銀杏企画三丁目の掲示板」への僕の書き込みをそのままブログに載せます。
掲示板でのハンドルネームは麻雀の役、国士無双でした。
銀杏企画三丁目の掲示板の掲示板はこちら
ハンドルネームの由来はこちら
朝日新聞が2008年に僕が働いていた職場を取材した記事はこちら
今晩は、国士無双です。私事で恐縮ですが、休職期間が延びました。
主治医から軽減勤務なら職場復帰も可能と診断されましたが、会社側が受け入れてく れず、職場復帰は延期。休職は認められるとの事です。障害者雇用の難しさですが、障害者に配慮した企業の社会的責任というのはなかなか実現しないようです。4月の記事ですが、某家電量販店で障害者雇用で働いていた方の過労死が認められ ました。
以下、引用します。
皆さーん、こんにちは~!^^
暖かい日になりましたね^^ こんな日は、ちょっと贅沢してアフタヌーンティを 楽しみながら優雅なティータイムを過ごしたいものです^^ 考えただけも幸せ!
そんな幸せを打ち破るように..今日もまた重い話題をUPします。さほどに日本社会は、解決しなければならない問題が多いと言うことでしょう!
ご理解を^^
今日は二つの問題を考えたのですが、どちらも捨てがたい。それで今日のタイト ルは『障害者も過労死する日本』にしましたが、字数が許せば(時間が許せば)^^
『国家公務員法改正で、どうして官僚支配が出来るのか?』についてもお話ししようと思います。
それでは初めに『障害者も過労死する日本』です。何のこっちゃ??と思う人も 多いと思いますが、余りに配慮のない働く障害者に対する対応に私は驚くばかりです。 なかなか表舞台に出ることがない『働く障害者』の厳しい現実を知って 頂ける良い機会だと思いますので敢えて取り上げました。
次に続きます。
国士無双です。 先程のブログの続きです。
(引用始まり) 愛知県豊川市のマツヤデンキ豊川店で働いていた心臓機能障害者(障害者3級)の 小池勝則さん=当時37歳=が死亡したのは過労死だとして、妻の友子さん(40)
=豊橋市=が国を相手に労働災害認定を求めた裁判の控訴審判決が16日にあり、 名古屋高裁(高田健一裁判長)は、一審判決を取り消し、過労死と認定しました。
小池さんは同店に2000年11月に障害者枠で雇用されましたが、健常者と同 じ立ち仕事が一日中続き、残業や販売ノルマが課せられ、就職から1カ月半後に 自宅で死亡しました。
判決は、憲法が国民の勤労権を認め、障害者の就労を援助する以上、業務が過重 であったかどうかの判断は平均的な労働者の基準ではなく、被災者の症状を基準 とすべきとしました。
(引用終わり) (4月17日 しんぶん赤旗)
次に続きます。
国士無双です。 最後です。
この事件『控訴審判決』とありますから一審判決があった訳です。一審判決では 死亡直前1カ月の残業を33時間と認定し、仕事と死亡の因果関係があるとされ
る45時間を下回っていると判断』され“過労死認定”はされなかった。 障害者枠で雇用された人が..“過労死認定”では、健常者と同じ判断基準が採用される。?? 企業に対し障害者枠を設けて、障害者の就労を支援するのは重要 だが、就労後の配慮が全くされていないというのは『血の通った制度』とは言えないだろう! 障害者の働く場を作ることは大切だが、働き続けられる職場作りをするのも同じように大切だということを国も企業も知るべきだと思います。
障害者が職を得て(喜び)一生懸命働こうとした結果、就職から僅か一ヶ月半で『過労死』してしまうなんて。 この人の胸の内を思うと心が痛みます。 そして驚きの健常者と同じ『過労死認定基準』。(その為に一審で認定されず) こんな片手落ちの制度があることを、皆さんも心に留めて置いて下さいね^^
以上です。
このような障害者に配慮しない障害者雇用が現実に多々あることは事実のようです。 中には障害者に対して、配慮してくれる方も沢山いらっしゃるとは思いますが、お金が絡むと人間の本性が赤裸々に暴かれます。 健常者も苦労して働いているから、お金を貰うなら障害者も同じだと考えるのはある意味自然。しかし、過労死してまで働かなければならなかった方の無念を思うと心が痛むのは我々精神障害者も健常者も一緒。このような過ちを繰り返さなさいため にも、自立支援法に基づいた障害者出陣のような就労に対しての諸手を挙げての賛成の意見には私は反対です。 障害者個々人の能力の差を理解した上での自立支援法の早急な廃止を望みます。
以上が僕の銀杏企画三丁目の掲示板への書き込みです。
書き込み日は2010年7月21日でした。
この書き込みでは、赤旗の障害者雇用での障害者の方の過労死に関する記事をネットから探してきて、コピペしています。
赤旗の記事では、家電量販店、マツヤデンキに勤務していた障害者が過労死に至ったことについて書いています。
就職後、間もなく、勤務していた過労が原因で死に至ったという事件についての記事です。
記事は余りにも重い内容です。
障害者雇用の現場で、働き過ぎによる過労死があったのです。
書き込みの中で、「障害者出陣」という言葉を使っています。
それまでは、雇用の対象でなかった、障害者を企業が雇うということは、「障害者出陣」のようなものだと書き込んでいます。
働きたい障害者の方は多いと思いますが、戦地に赴くように企業戦士になりたいと思っている障害者の方はいるのでしょうか?
企業の現場とは、企業戦士たちだけの戦場なのでしょうか?
僕は、過労死する障害者がいるような企業の戦場には行きたくないので、バリバリの企業戦士のいる職場では働きたくありません。
人によっては、企業戦士のように、健常者の論理で働きたいと思っている人もいるかと思いますが、出来れば、平和な職場で働きたいものです。
以上、「障害者も過労死する日本」
くだらない内容ですが、ブログに載せます。
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