2015年6月26日金曜日

銀杏企画三丁目の掲示板2009⑨「障害者か障がい者か」

銀杏企画三丁目の掲示板2009⑨「障害者か障がい者か」
フォローワーさん2009人到達記念、2009年に書いていた文章。

 Twitterのフォローワーさんが2009人に到達したので、僕が2009年に書いていた文章を公開してみます。
 心の病気の人たちを支援する、福祉施設、社会福祉法人、本郷の森、銀杏企画が運営する「銀杏企画三丁目の掲示板」に書き込みをしていました。
 ネット掲示板に関する本を読んでいたら、掲示板への書き込みの文は書き込んだ人間に著作権があるとのことでしたので、「銀杏企画三丁目の掲示板」への僕の書き込みをそのままブログに載せます。

掲示板でのハンドルネームは麻雀の役、国士無双でした。

銀杏企画三丁目の掲示板の掲示板はこちら

ハンドルネームの由来はこちら

朝日新聞が2008年に僕が働いていた職場を取材した記事はこちら

書き込みは以下です。

今晩は、国士無双です。

昨日の、管理人さんの書き込み読みました。 精神障害者か精神障がい者か議論が分かれるところだと思いますが、早速、管理人さんに教えて頂いた、「ゆうくんの部屋」の記事読んでみたので書き込みます。

民主党は  ×障害者  ○障がい者 マニフェストで気になったのが「障がい者」という書き方です。自民党は「障害者」としています。違和感があるので、「障害者 障がい者 問題」で検索したところ、

楽天広場の記事、安易なオシゴトとしての言葉狩りを見つけました。

このブログの記事の元になったのは617日の産経新聞コラム「産経抄」です。いま は削除されていて、内容は別のブログ  障害者は差別語?~知らないところで進む表現の規制に書かれています。

これらによると、福岡市議会を始め、全国で30余の自治体が「改名組」なのだそうで す。しかし面白いことに「日本障害者協会」は、『所属する七十団体に改名の動きはな い。本質的な話ではないし、自治体主導の変な流行という気がします。』と言っている とのことです。
次に続きます。

「安易なオシゴトとしての言葉狩り」の作者は、

『僕自身の体験からして、当の障害者自身はきっと「日本障害者協会」の意見に同意するんじゃないかと思う。そして、「改名」を推進しようとしているのはきっと健常者じゃないかと思う。その健常者も、全てを指すんじゃなくて、きれいで優しくて平和でおしゃれなものを偏愛する性向を持った人々、「弱者」と見れば菩薩のような微笑とともにすり寄っていって「優しくしてあげる」人々、そしてそんな自分の振る舞いにお腹一杯の満足を得る人々であるに違いない。「ある種の人々」としかいいようがないが。』
『「いいじゃないか、間違ったことではないんだし。言葉は重要ですよ。」なんだけど、困難で辛い作業になるかもしれない本質論を避け、同時に一応仕事はしてますよというポーズをとるために(また同時に私は人権派で弱者に優しくて善人で内面美人です、という虚飾をするために)表面的な作業を行い、結果として連綿と続いてきた「言葉」と いう財産を食い物にしているとしたら、それは不作為以上の罪だ。』 と批判しています。

民主党にも「ある種の人々」が集まっているのでしょう。もし政権を取れば、困難でつらい作業になる公的部門の改革の議論を避け、同時に一応仕事はしてますよというポーズをとるために表面的な作業や福祉のバラまきを行い、結果として大量の国債を発行して国民の財産を食い物にするという結果になるのかもしれません。気のせいかもしれませんが。

以上が記事の全文です。

この記事を読む限りでは、「僕」という方も、予測として、当事者である「障がい者」では なく「障害者」を好むのはないかと、書き込みしてます。 あくまで、予測なら、信頼性は全くありません。 国士無双は吃音ですが、小、中、高ならともかく、大学でも吃音のことを「どもり」と呼 ばれて不愉快な思いをしました。 吃音の方でないと分からないと思いますが、「あの人はどもり」などと呼ばれると、心が傷つきました。 きちんと、「吃音の方」と言われた方がどれだけ気分的に楽だったか分かりません。
「精神障がい者」も「精神障害者」と呼ばれ傷ついている方が多いかもしれません。 その辺は私には解りかねますが、きちんと掲示板で紹介するなら、銀杏のメンバーからアンケートを取るなどしたらどうでしょうか?
「日本障害者協会」がどのような団体か私は知りませんが、少なくともこの掲示板の入り口では「障がい者」という言葉を使っているのですから、一転して、「障害者」という言葉を使うのは、理解に苦しみます。

銀杏の職員さんの総意なら出る方が出てきちんとお答え下さい。 銀杏の職員さんも精神障がい者がいなくなっては、飯の種が無くなり、新たにお仕事見つけなくてはならないと思います。 精神障がい者に奉仕するくらいの気持ちを持つことが重要なのではないでしょうか? 誰のおかげでお仕事が出来ているのかを今一度ご検討下さい。 行政のおかげではなく、精神障がい者がいるから、仕事のニーズがあるんですよ。

以上、相変わらず、生意気な国士無双の意見です。

以上が僕の銀杏企画三丁目の掲示板への書き込みです。

書き込み日は200927日でした。

この書き込みの中では、心の病気の方々=精神障がい者=精神障害者の呼び方について書き込んでいます。

僕自身が、幼少からの吃音があり、子供の頃、「どもり」「どもり」と言われて、からかわれたり、いじめられた経験があるので、その体験を持ち出して、もし、大学時代に「吃音の方」と正しい言葉で接していただいていたら僕の人生も変わっていたかもしれませんでしたと書き込んでいます。

「どもり」か「吃音」かが大事なように、「精神障がい者」か「精神障害者」かも言葉の使い方で、かなり印象が変わってくると思います。

この書き込みは、掲示板の中でメンバーの方が、福祉施設の職員の言葉の使い方に疑問を感じていたので、僕の経験を持ち出して、言葉の問題について書き込んでいます。

また、この書き込みでは、福祉施設の職員さんに、もし精神障がい者がいなくなったら、失業してしまうのではないのですか?という皮肉も書き込んでいます。

福祉施設の職員さんにとっての飯の種が、精神障がい者の福祉事業なので、もし、この世の中から、精神障がい者がいなくなったら失業してしまいますねと書き込んでいます。

真面目に精神障がい者に対して仕事をされている人にとっては嫌な皮肉ですが、僕から見ると因果なお仕事だと思われたので書き込みをしていました。

本当に因果なお仕事で大変だと思います。

以上、「障害者か障がい者か」

くだらない内容ですが、ブログに載せます。








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