「鳥越俊太郎さんのこと」
昨日のテレビのニュースは、東京都知事選、野党統一候補として、元ニュースキャスターの鳥越俊太郎さんが立候補することが話題になっていました。
僕も、テレビを見ていたら、鳥越俊太郎さんの都知事選立候補の記者会見の様子が流れていたので、注目してテレビを見ていました。
実は、僕は、仕事で鳥越俊太郎さんと会ったことがあります。
僕がテレビ番組の制作会社に勤務していた頃に、テレビ朝日の「ザ・スクープ」という報道番組の番組を作る仕事をしていたことがあり、番組が出来上がると、テレビ朝日の「ザ・スクープ」の部署に出向き、オンエアーに臨みました。
その際に、「ザ・スクープ」のスタッフの方々と会うことがありました。
僕がテレビ番組の制作会社に勤務していた頃は、1992年、1993年頃ですが、僕が番組作りに参加していた頃の「ザ・スクープ」のキャスターの方は鳥越俊太郎さんでした。
僕が番組作りに参加していた番組は、主に、当時、日本が参加していたカンボジアでのPKO活動を検証する番組でしたが、「ザ・スクープ」でも、僕らが作った番組は放映していただきました。
鳥越俊太郎さんと直接、言葉を交わしたことはありませんでしたが、スタッフルームでの鳥越俊太郎さんは、存在感のある方でした。
昨日の記者会見を見ていて、まさか鳥越俊太郎さんが都知事選の野党統一候補になるとは夢にも思わなかったというのが正直な感想です。
報道畑の方だと思っていたので、都知事選に立候補するとは思いもしませんでした。
参院選の結果として、憲法改正の発議の条件の3分の2にあたる議席を改憲を提唱する自民党が獲得したことも大きな要因かと思います。野党勢力の方々は、憲法が改正されることになるかもしれないと危機感を持っているのだと思います。
僕らが作っていた番組では、実際に、カンボジアでのPKO活動に参加していた方々の活動を検証する番組を作っていたのですが、カンボジアPKOの活動の代償として、民主化選挙ボランティアの中田厚人さん、文民警察官の高田晴行さんが、カンボジア反政府勢力ポルポト派の凶弾に倒れました。
このお二人の方の遺志を継ぐためにも、憲法(憲法九条)を守るのか、改正するのかは大きな問題だと思います。
カンボジアにPKOを派遣して以来、日本は、外国での紛争地域での活動の際の武力行使を認めるのか否かが大きな問題になっているようです。
僕がテレビ番組の番組作りに参加していていた頃は、日本人の立場とは、武力行為をしない、民主化選挙ボランティアとか、文民警察官の立場でした。
その後のPKO活動のことは分かりませんが、僕が作っていた番組は、民主化選挙ボランティア活動をする中田厚人さんや、文民警察官として活動をする高田晴行さんのことを取材したビデオテープを編集する仕事でした。
鳥越俊太郎さんが東京都知事選に野党統一候補として立候補したら、都知事選はどうなるのかなと思いました。
先日もブログに書きましたが、東京都民は、本を書いている方を知事に選ぶ傾向があるようです。
鳥越俊太郎さんの著作もウィキペディアで調べてみました。
以下ウィキペディアからの引用です。
『新あめりか漂流記』東京出版、1984年 『あめりか記者修業』中公文庫
『異見(あまのじゃく) 鳥越俊太郎のジャーナリズム日誌』現代人文社 1998
『鳥越俊太郎のあのくさ、こればい! 最近のニュースが3分間でわかる』
プラネット出版 2000
『そのニュースちょっと待った!』PHP研究所 2001
『ニュースの職人「真実」をどう伝えるか』PHP新書 2001年
『みんなの政治ニュースがよくわかる本』幻冬舎 2001
『報道は欠陥商品と疑え (That's
Japan)』ウェイツ 2002年
『親父の出番』集英社be文庫 2003
『歳には、勝てる』マガジンハウス 2005年
『僕らの音楽 対談集1〜4』ソニー・マガジンズ、2005
『人間力の磨き方』講談社+α新書 2006年
『2時間でわかる問題なニッポン
現代ニュース用語から読み解く』主婦と生活社 2007
『鳥越俊太郎のエンディングノート 葬送曲はショパンでよろしく』アース・スターエンターテイメント,泰文堂 2011年3月 ISBN 4803002479
『がん患者』講談社 2011年6月 ISBN 4062169487
『祖父の流儀(ダンディズム)』徳間書店 2014
『君は人生を戦い抜く覚悟ができているか? 鳥越俊太郎仕事の美学』
日本実業出版社 2015
以上です。
著作も多いようです。
本も書かれているようで、都知事選に立候補するには、十分な方のようです。
僕には都知事選がどうなるのかは全く分かりませんが、昨日の鳥越俊太郎さん都知事選野党統一候補立候補の記者会見のニュースを見ていて、急に、昔、鳥越俊太郎さんがキャスターを務めていた、テレビ朝日の「ザ・スクープ」の番組作りのことを思い出したので、ブログに書いてみました。
以上、「鳥越俊太郎さんのこと」
ブログに載せます。
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