2024年12月8日日曜日

「インド・ネパール・チベット料理屋さんでの会合でお話ししたカイラスについての話」

 「インド・ネパール・チベット料理屋さんでの会合でお話ししたカイラスについての話」

   先日、高田馬場のインド・ネパール・チベット料理屋さんで早稲田大学探検部30OBの中島さんと早稲田大学探検部32OBの吉澤さんと会合をしました。

  会合ではもっぱらチベットの話を2時間以上していました。

  全てのお話をブログに書くのは大変なので、カイラスについてのお話をブログに書きたいと思います。

  中島さんと吉澤さん、僕(上原)が行ったことのあるチベット、カイラスについては、中島さんが、カイラスについては、ヤルツァンポ川沿いを護岸したので(僕らがチベットに行った頃はヤルツァンポ川沿いの道が、ヤルツァンポ川が氾濫していて通れなくて大きく北に迂回にしてカイラスに行きました)ヤルツァンポ川沿いの道を車で通って、現在では簡単にカイラスに行けるようになっていると仰っていました。また、カイラス巡礼の出発地点、タルチェン(大金)にはホテルも出来ていると仰っていました。

  僕はそのお話を聞いて、

 「それでは、カイラスは観光地になっているのですか?」

  と中島さんに尋ねると、中島さんは、

 「今でも巡礼地になっている」

  と仰っていました。

   カイラスについては、日本のお寺の地図記号にもなっている卍(まんじ)もカイラスが由来らしいと中島さんが仰っていたので、僕は「カイラス 卍」というキーワードでグーグルでネット検索してみました。

  すると、カイラスと卍についてのグーグルでのSearch Labs | AI による概要では

  お寺の地図記号は「卍(まんじ)」です。寺院で見られる「卍」をそのまま使用しており、国土地理院のホームページによると、有名な寺や目標になる寺を表す記号として使用されます。

   「卍」は、古代インドで用いられたサンスクリット語(梵語)に由来し、幸福を意味します。ヒンドゥー教や仏教では吉祥の印として用いられ、インドではビシュヌ神(ヒンドゥー教三神の一)の胸にある旋毛とされ、瑞兆の相といわれています。

  以上のような記述がありました。

   その他にもカイラスと卍(まんじ)について書かれたブログが見つかり、そのブログを読んでみました。ブログなので信用できるのか分かりませんが、興味深い記述があったので、何故、カイラスが卍の由来になっているかについてブログを引用して書いてみたいと思います。

  卍は本来、仏教のものではなかった。元々は、在る土地の地形に基づいた「吉祥」を意味するデザインである。何処に在る土地か? それは「シャンバラ」の土地にある。卍の文字の中心の二つの線が重なった部分が、チベットに在る聖山「カイラス山」の在る地点となる。そこが、古来から「天地を繋ぐ中心」とされてきた。それは今でも変わらない。これからも変わらない。カイラス山の形、四つの河の源流、そして、その相互の波動が不思議な力を感じさせるからだ。

 カイラス山を中心にして、四方に四つの河が、外向きに流れている。カイラス山の辺りが源流となっているのだ。四つの河とは、それぞれ、ブラマプトラ、サトレジ、ガンジス(ガンガー)、インダスである。全てはアジアを代表する大河である。卍は地図がそのまま文字になった好例、しかも、象形文字としてもかなり古い。

 という記述が、

https://shambhalacafe.blogspot.com/2006/12/blog-post_03.html

 というブログに載っていました。

 カイラスから、四つの河(ブラマプトラ、サトレジ、ガンジス(ガンガー)、インダス)、が外向きに四方に流れていることを表すのが卍(まんじ)のようです。

  僕の家にある「チベットの山 カイラス山とインド大河の源流を探る」 という本にも、カイラス山が卍(まんじ)の山、という記述があります。

  卍(まんじ)もカイラスが由来だとすると僕も本当にすごい場所に学生時代に行っていたのだと思いました。

  先日の先日、高田馬場のインド・ネパール・チベット料理屋さんでの会合ではとても貴重なお話をお伺いできたので、ブログに書いても良いものか迷いましたが、カイラスについてのお話をブログに載せさせていただきます。

  以上、「インド・ネパール・チベット料理屋さんでの会合でお話ししたカイラスについての話」

  ブログに載せます。

 

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