2024年3月25日月曜日

「カナダ、イヌビックでバーテンをしている方からいただいた絵葉書」

「カナダ、イヌビックでバーテンをしている方からいただいた絵葉書」

   先日、部屋の掃除をしていたら、僕が早稲田大学探検部3年生の時に、カナダユーコン川川下りをした際に、カナダ、ノースウェストテリトリー(NWT North West Territory)の北極圏にある町、イヌビックという街で出会った日本人の方からいただいた絵葉書が見つかりました。

  絵葉書の文面は以下のようなものでした。

  拝啓

  ここイヌビックは連日-20℃以下。

 最近は-40℃にもなる事もあり、ボイラーから出る水蒸気も地上100m程度より上には昇って行きません。

 今はホテルの酒場でバーテンをしておりますが、ドラッグとアルコールで浸るNWT(註カナダ、ノースウェストテリトリーのこと)のコミュニティ(註 カナダにもともと住んでいた原住民(先住民)のインディアンの居留地のこと、僕らがカナダユーコン川川下りに行った頃は、もともとカナダの地に住んでいたインディアンが、一定の居留地域に住まされていました、インディアンの住む居留地ではうつろな目をした方が多く、ドラッグ(麻薬)とアルコールに浸る生活をしている人もいました)の話を聴くといろいろ考えさせられることも多いです。

 日本人移民夫妻も南へ帰ってしまった為、ついに街で唯一の日本人になってしまいました。

 今度はぜひ北極圏の冬を体験しに来てもらいたいものです。

 それではお元気で

  19891121 有恒 敬具

 


  以上のような文面の絵葉書をいただいていたようです。

  この絵葉書をくださった方は、僕がカナダユーコン川川下りの祭にカナダのノースウェストテリトリー(NWT North West Territory)の北極圏の街、イヌビックという街で出会った日本人の方でした。

  手紙の文面を読み返してみると、ホテルの酒場でバーテンをしていることが書かれています。

  カナダの地にもともと住んでいた原住民(先住民)のインディアンのコミュニティ(居留地)の方々がドラッグとアルコールで浸るとも書かれています。

  僕がユーコン川川下りに行った際にも、カナダにもともと住むインディアンの方々には良く出会いました。

  僕の印象ではうつろな目をした方が多く、特定の居留地域に住まされていました。

  仕事もなくドラッグやアルコールに浸る方々も見たことがあります。

  僕はカナダユーコン川川下りをする前に、原ひろ子さんという方が書かれた「極北のインディアン」という本と「ヘアーインディアンとその世界」という本を読んでからカナダユーコン川川下りに行ったので、カナダにもともと住んでいた原住民(先住民)のインディアンの方々のことに大きな関心を持って、カナダユーコン川川下りに行きました。

  僕がカナダにもともと住んでいた原住民(先住民)のインディアンの方々の姿を見ようとしていたことが分かります。

   そのような僕の姿を見て、カナダのノースウェストテリトリーの北極圏の街イヌビックの街に住む唯一の日本人の方から絵葉書が届いたのだと思います。

   この絵葉書の文面を読み返してみると、僕も昔は、早稲田大探検部の活動中に真摯な姿勢で問題になっていることを見ようとしていたことが分かります。

   今では、僕は心の病気に罹り、早稲田大学探検部の現役の頃のように、真摯な姿勢で、何か問題になっていることを凝視することは出来なくなっているのだと思います。

  今では、地元文京区を流れる神田川沿いの様子くらいしか、見られないようです。

 先日、部屋の掃除をしていたら、僕が早稲田大学探検部3年生の時に、カナダユーコン川川下りをした際に、カナダ、ノースウェストテリトリー(NWT)の北極圏にある街、イヌビックという街で出会った日本人の方からいただいた絵葉書が見つかったので、絵葉書の文面を読み返して僕が思ったことをブログに書いておきます。

  以上、「カナダ、イヌビックでバーテンをしている方からいただいた絵葉書」

  ブログに載せます。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿