「2013年8月18日のメール」
体の具合(難治性逆流性食道炎)が良くならないので、以前、福祉施設に送信したメールを見ていました。
当時の心境がメールに書いてあるので、僕が何故、障害者福祉施設を退所したかが良く分かります。
メールは以下のようなものでした。
いつもお世話になっております、上原です。
先ずは、私事の報告からします。
銀杏企画サードに7月から通い始めましたが、以前から患っていた逆流性食道炎が良くならずに銀杏企画サードに通うことができませんでした。
酷暑も重なり体調を崩しています。
さて、以前にもメールしましたが、銀杏では政治のことを作業中に語る人がいて疲れてしまいます。
先日伺った時も、憲法改正とか徴兵制のことを呟いている人がいて疲れました。
政治問題や社会問題に関心を持つことは悪いことではありませんが、作業所のような人が多いところで、いきなり憲法改正とか徴兵制とか呟かれてもビックリしてしまいます。
私は作業所を経由して障害者として就労することを望んでいます。
私は新聞も読んでいますし、テレビのニュースも見ていますし、それなりに政治問題や社会問題のことは考えています。
以前通っていたリバーサルでも、政治の話しをする人がいたので、昼休みは外で食事することにしました。
以前もMさんに相談しましたが、私の職場経験では、仕事の話しが中心でした。
派遣さんとアルバイトで回す職場だったので、格差社会の話しなどはしましたが、余り大きな政治問題を語ることはありませんでした。
何度もメールしますが、見ずしらずの人が多いところでいきなり政治の話や宗教の話しをされると余り良い気持ちになりません。
私もサードに石原慎太郎の悪行や原発賛成派と反対派のメールなどしてしまい反省しております。
Mさんから伺った様々な価値感の人がいると言うのも頭では理解しています。
しかしながら、作業所に行って、憲法改正とか徴兵制のはなしが出ると疲れてしまいます。
言論の自由があるのは認めますが、他愛ない言論が人を不安にさせることもあります。
Mさんの仰るように世の中には様々な価値感の人がいるからこそ自分の言論には慎重になった方が良いではないでしょうか?
自分の言いたいことを好き勝手に言っていては、言えない人が疲れてしまいます。
私は幼少からの吃音もあり、自分の考えを言葉にすることは苦手です。
それでも何とか社会で働き、この年まで生きて来ました。
私もそれなりに社会経験を積んでいます。
休憩時間や昼休みに様々な話しをするのは、いいと思いますが、仕事中は仕事をするのが普通だと思います。
以上が、僕が送信したメールです。
メールの中にあるように、障害者福祉施設では大きな政治的な問題を語る方がいらしたようです。
職員さんも含め、ご自分の意見を持っているのは良いと思いますが、やはり施設内での政治や宗教に関する話に付き合うと疲れてしまいます。
このメールにも書いていますが、僕の職場経験では、職場ではあまり偏った政治的、宗教的な話をすることはほとんどありませんでした。
職場では主に、職場での仕事の愚痴や、仕事の技術の向上に関する話とかが中心でした。
職場で、仲が良くなり、一緒にお茶をしたり、食事に行ったり、飲みに行ったりして、親しくなれば、自分の意見とかも話しますが、職場には、様々な方がいます。
政治問題、社会問題に関心を持つことは全然悪いことではありませんが、現実問題として、多くの職場では、政治のことを語る以前に、まずは職場での仕事をきちんと出来ることが優先順位の第一になるのではないでしょうか?
特に僕は幼少からの吃音もあり、自分の意見をきちんと人に話しをするのが大変苦手です。いきなり、施設内で、「憲法改正反対」「徴兵制反対」とか言っている方がいらしたので、僕にとっては、物凄いストレスになりました。
以前もブログに書きましたが、人の多い施設内で、際どい政治的、宗教的な話に付き合うのはとても疲れます。
ご自分の意見があるなら、施設内ではなく、ご自分でTwitterなりブログなりを作って、ご自分の意見をご自分の実名で表明すれば良いと思いました。
福祉施設内で、政治的、宗教的な話に付き合うのは、物凄いストレスになったので、僕から、福祉施設宛てにメールを送信しました。
障害者の就労と、政治問題は関係あるのでしょうか?
以上、「2013年8月18日のメール」
ブログに載せます。
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