「森山憲一からの2010年1月24日のメール」
以下のようなメールが届きました。
河合圭祐(89年入部)を知っていると思われる人にメールしてます。
河合は現在肺ガンで国立がんセンターに入院しています。
河合は独身だし実家も離れており(愛知)、
なにかと助けがいるので、治療費のカンパをしようと思います。
賛同いただける方は、以下の口座にお振り込みください。
いくらでもかまいません。
肺ガンの治療には100~150万くらい必要になるらしいので、
50万円くらいカンパできれば、と思っています。
つきみ野支店
普通口座
4127002
モリヤマ ケンイチ
他に適当な手段を思いつかず、
よりよい方法について議論するよりは、さっさと始めたほうがいいと思い、
ひとまずこれでお願いします。
振り込みしていただいた方は、森山までメールでご一報ください。
河合が今月末~2月頭にがんセンターを退院するそうなので、
その時点で一回締めて、責任もって河合にわたします。
もちろんその報告もします。
河合と親しかった方は、できればがんセンターにいる間にお見舞いに行ってやってください。
今のところはけっこう元気ですし、喜ぶと思います。
国立がんセンター14階のナースセンターで聞けば、病室はわかります。
時間は午前でも午後でも適当でいいみたいです。
河合の病状はかなり深刻で、次の正月まで生きられるかどうかというところだと思います。
もともと肺ガンは手術で治る可能性の低いガンなのですが、
河合のように頭と大腿骨に転移のステージ4となると、効果的な治療法はほとんどないという具合です。
しかも河合はまだ若いのでガンの進行も早く、へたするとこの夏をこせない可能性すらあります。
結果がはっきりするまでの1カ月くらいはかなり落ち込んで、家族に遺書まで書いたことがあります。
その間、ひたすらインターネットで肺ガンのことを調べまくっていたので、肺ガンのことは人よりは知っているつもりです。
だから河合のことはあまり他人事に思えないのです。
医者でもないのに勝手な予想は本来はするもんじゃないのですが、
河合のかなり深刻な状況を理解してもらいたく、あえて書きました。ご容赦を。
よろしくお願いします。
このメールに対する僕からの返信は以下のようなものでした。
本日、森山からのメールを見て初めて河合の病気知りました。
森山のメールを読むと、病状はかなり悪そうで心配です。
先程、森山に電話しましたが、まだ元気そうとの事で、今週中に私も見舞いに行こうと思います。
森山と電話で話したところ、河合は探検部の後輩にアルバイトを提供していたそうで、河合の探検部思いが伝わってきます。
又、私たちの同期の平の白神山地での遭難事件の際、遺体捜索や遺品捜索や親御さんを現地までお連れしたこと、
又、大菩薩に親御さんをお連れして私たちで作ったケルンの下に分骨したことを親御さんが感謝なさっていらしたことを例に出して、
河合も探検部の友人の同情の念に包まれて地元に帰れれば、親御さんも喜ぶのではないかと、言ってました。
河合は高校の頃サッカー部のゴールキーパーでした。そのせいか、探検部でも最後の最後まで探検部の砦を守っていた
ような気がします。
私も微力ながらカンパに協力します。
森山のご尽力に感謝するとともに、探検部OBの皆様の河合への同情の念を願って止みません。
私たちの同期でメールから漏れていた、松田泰と倉島には森山からのメール転送しておきました。
以上、拙文で恐縮ですが、河合への同情の念を募るメール致します。
上原和明 拝
以上、 「森山憲一からの2010年1月24日のメール」
ブログに載せます。
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