2019年1月28日月曜日

「さよなら仏教を読んで」


「さよなら仏教を読んで」

 今日、文京区立図書館で、「さよなら仏教」という本を借りて読んでみました。

 「さよなら仏教」は毎日新聞社の萩尾信也さんからの年賀状でご一読くださいと紹介されていた本で、13日に文京区立図書館に予約しておきました。

 今日、貸し出し出来るとのメールが来たので、早速、水道端図書館に借りに行って、自宅で本を読んでみました。

 長野県の神宮寺というお寺で住職を勤められていた、高橋卓司という方が書かれている本でした。

 本を読んでみると、日本では仏教とは葬式仏教で、誰かが亡くなった時に、お坊さんがお経を読み上げ、お金儲けをすると言われていて、仏教者は死んだ人間で食べていると言われて、筆者が大きなトラウマを抱え、仏教者として自分の出来ることを模索していったことが本に書かれていました。

 高橋卓司さんは、中学校の学区域くらいの広さでの地域包括ケアに、お寺が医療関係者従事者とともに参加する活動とかをしようとしていたようです。

 超高齢化社会時代の大きな問題となる、高齢者や障がい者へのケアを中学校の学区域くらいの広さで行う地域包括ケアを医療関係従事者とともに行おうとしたようです。

 東日本大震災時には、福島原発事故の影響のある福島県の南相馬市で医療支援活動をしたとのことです。

 葬式仏教から脱して、社会貢献活動をしようとされた方が高橋卓司さんのようです。

 仏教者として、ご自分の出来る社会貢献活動を様々なところで行っていったことが本には書かれていました。

 仏教者である僧侶の語る本当のことが多く書かれている本でした。

 仏教の世界観の、四苦、生老病死、からの抜苦の活動も多くされていることが分かりました。

 僕は特別に仏教信者ではありませんが、本を読んでみると、医療関係者従事者と共に地域包括ケアの活動に参加したり、障がい者の問題、生活保護の問題に取り組んでいたりして、僕の置かれている境遇を助けてくださるような方のような気がしました。

 心の病気の人間にとっても有益な心のケアの活動も行っていらっしゃるようで、筆者の方に親近感が湧きました。

 僕の住んでいる地域でも高橋卓司さんのようなお坊さんがいて、中学校の学区域内くらいの広さでのお寺も含めた地域包括ケアの活動が行われれば良いと思いました。

 今日は「さよなら仏教」という本を読んでみたので本を読んでの感想を書いてみました。

 以上、「さよなら仏教を読んで」

ブログに載せます。



 

 

 

 

 

 

 

 
 

  

 

 

 

 

 

 

 


  
 
 

 



 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿