「どんぐりと障害者自立支援」
Google alertから面白い記事が配信されてきました。
以下、記事全文、ワープロソフトで入力しました。
障害者支援の取り組み どんぐり粉でピザやお菓子
2014年11月3日 東京新聞
レストラン「レ・ドア」で提供されるキノコのクリームソースパスタ(手前)とカリっと香ばしいどんぐりピザ
どんぐりを粉にして、レストランのパスタやピザ、お菓子に-。そんなユニークな事業に取り組む会社がある。仕事を担うのは、障害のある人たち。雇用を生み出し、自立への支援を目指す。実りの秋の今はどんぐりの収穫時期で、作業はいっそう活気づいている。
横浜市旭区の公共プールの敷地内。男性四人が無心でどんぐりを集めていた。渋味やあくが少なく、食用に適しているマテバシイの実だ。「楽しくて、いつの間にか夢中になっている」「子どものころを思い出します」。三十分もすると、かごいっぱいになった。
「食べられるどんぐりの木がある施設や企業の協力を得て、拾わせてもらっています」。同区で福祉事業所とレストラン「レ・ドア」を運営する田中博士さん(47)は話す。収穫作業は今月いっぱいまで続く。
事業所では、十九歳から六十五歳までの利用者二十八人が働く。集めたどんぐりは洗って天日干しにした後、殻ごといって実を取り出し、手回しの機械でひいて粉にする。
どんぐり粉は、小麦粉に混ぜて麺やクッキー、ドーナツのほか、お茶などにして販売している。レストランではパスタやピザも提供しており、もちもちした食感が持ち味だ。利用者たちも接客をする。「それぞれの適性に合わせて、勤務体制を組んでいる。訓練も兼ねています」と田中さん。「普通の会社と同じ。自立が目的なので、精神的な強さと自信を付けてもらいたい」と言う。
プロダンサーでもある田中さんは二十年以上前から、障害者のディスコパーティーを開いている。「ダンスの楽しさをあらためて教えてもらったり、笑顔に勇気づけられたりした」。経済的な自立も手助けしたいと考えるようになった。
どんぐりの食用化を研究する神奈川県海老名市の平賀国雄さん(85)と出会い、「これなら、みんなと一緒に仕事にできる」と二年前に会社を設立した。
「どんぐりは日本中にある。食品として認知され、障害者たちの仕事の一つとして、広がってほしい」と語った。
以上です。
どんぐりを拾い、食用にし、商品として販売する。
どんぐりを拾う作業を通じて、心身を鍛えて、自立につなげる。
「どんぐりと障害者自立」とても面白い取り組みだと思いました。
以上、「どんぐりと障害者自立支援」
ブログに載せます。
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