2016年4月25日月曜日

「マスメディアの弊害」

「マスメディアの弊害」

 僕の家にはテレビがあります。

 テレビは大抵の家庭にあり、多くの方がテレビを見ていると思います。

 特に、子供たちにとっては、テレビは大きな娯楽で、テレビのアニメなどを見て、学校で話をする子供も多いと思います。

 僕も子供の頃はテレビ番組の話を学校で話したものでした。

 僕の子供の頃のテレビのチャンネル数は7チャンネル。

 NHK総合、NHK教育、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、東京12チャンネルでした。

 小学校の時の友達とはNHKの番組の話を良くしたものでした。

 「歴史への招待」とか「新日本紀行」、「大河ドラマ」などの話をしていました。

 それが中学校に行くと、当時、大ヒットした、「3年B組金八先生」とかの話をするようになります。

 自分たちの中学校での生活を「3年B組金八先生」のドラマのように思い描く人も多くいたと思います。

 高校に行くと、映画を見ている人間とも出会います。

 僕のクラスの人間は、「蒲田行進曲」とかを観ていて、銀ちゃんの世界に憧れている人間もいました。

 中学校、高校の頃は、みんな自分がどれだけ強いかとかを競い合う季節ですから、強い世界に憧れるのだと思います。

 僕も、高校生の頃、「宮本武蔵」とか「竜馬がゆく」とか夢中になって読んでいたので、僕も強さに憧れていたのだと思います。

 僕は高校時代に大学受験に失敗して、浪人生活を送ることになりました。

 浪人時代に、ある書物に出会います。

 「老子」です。

 浪人時代に、「老子」を良く読んでいました。

 「老子」に出てくる一節に、

 「天下水より柔弱なるはなし」

 が、あります。

 意味のわかならない方は、ネットでも図書館でも良いから、この一節の意味を調べていただきたいと思います。

 僕が浪人時代に心に留めた言葉がこの老子の一節です。

「天下水より柔弱なるはなし」

(水は低きに流れる。)

現代の政(まつりごと)を司る方々も、肝に銘じておいた良い言葉だと思います。

この言葉で、僕がどれだけ救われたか分かりません。

テレビを含めたマスメディアは、流行に敏感で、大衆受けする番組を制作するものです。

僕は中学校の時や高校の時に本当にテレビ番組とかの影響力が大きく嫌でした。

浪人中に、学校から離れ、一人で勉強していると、自分の好きな本を読めたので良かったです。

老子も読めたし、浪人中は一人の時間が持てて、自分の好きな本を読めた貴重な時間でした。

テレビメディアは影響力が大きくて、人間関係を作る際のお手本のようにもなりますから、少し危険だと思います。

先日も大学時代の友人と会った時も、大学時代に放映されていたドラマ、「ふぞろいの林檎たち」の話が出ました。

「ふぞろいの林檎たち」の中では、僕は柳沢慎吾の役だったようです。

三枚目を演じようとするととてもむずかしいです。

笑いを取らなくてはいけないし、人々に癒やしも与えなくてはなりません。

もうそろそろ、三枚目の役作りから卒業したいところですが、二枚目役はどう考えても無理なので、三枚目役、脇役を演じることになります。

「ふぞろいの林檎たち」のなかの柳沢慎吾の役を演じるのはとても大変なので、「3B組金八先生」や「蒲田行進曲」なども含めた、テレビメディア、マスメディアの弊害について考えてみました。

以上、「マスメディアの弊害」

ブログに載せます。














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