2024年9月16日月曜日

「【探検部】10月17日(木)奥島孝康先生、神原達さん、岩崎雅典さん、西木正明さん、小川渉さんを偲ぶ会」

 「【探検部】1017日(木)奥島孝康先生、神原達さん、岩崎雅典さん、西木正明さん、小川渉さんを偲ぶ会」

  先日、早稲田大学探検部32OBの吉澤基勝さんからメールが届きました。

  メールは、早稲田大学探検部の顧問の先生だった奥島孝康先生、早稲田大学探検部OBの神原達さん、岩崎雅典さん、西木正明さんを偲ぶ会についてのメールでした。

  メールは以下のようなメールが届き、早稲田大学探検部関係者でやり取りがありました。

  以下のようなメールのやり取りがありました。

  各位

   お元気ですか。皆さんにも届いていると思いますが、探検部OB会から奥島先生と故人となられた先輩を偲ぶ会の案内をもらいました。小生は奥島先生と直に話したことがほとんどなく、その日は地方に行く予定もあるので、出席するかどうか迷ったのですが、下方に付いていた中島さんの文章を見て、中島さんや高野さんも参加されるにちがいないので、久しぶりに会えるのならと出席することにしました。皆さんも是非。

  吉澤

  早稲田大学探検部OB会 会員各位

  1017()、探検部OB会として【奥島孝康先生、神原達さん、岩崎雅典さん、西木正明さん、小川渉さんを偲ぶ会】を開催いたします。

 会場はリーガロイヤルホテル東京ですので、参加ご希望の方は下記詳細をご確認の上、

920日までに参加申し込みをお願いします。

 探検部OB会連絡幹事 鈴木(26)

 【奥島孝康先生、神原達さん、岩崎雅典さん、西木正明さん、小川渉さんを偲ぶ会 ご案内】

  日時:20241017日(木)1800から2100

 場所:リーガロイヤルホテル東京 3階ガーデンテラス

 会費:1万円

 参加される方は、

 ご住所

 お名前

 電話番号

 を明記の上、早稲田大学探検部OB会宛

wecobnet@gmail.com

 会場準備の都合上、9月20日までに返信くださいますようお願い申し上げます。

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奥島孝康先生を偲ぶ会 案内にかえて

30期 中島木祖也

 奥島先生が部長に就任された1986年、私は部の運営を任される3年生で、

自由放任だった前部長とは異なる濃密なコミットぶりにかなり戸惑いました。

先生が求めてきたのは全合宿前のチェック、その後の報告、遠征計画の事前相談、

帰国後の報告書の提出etc1年で10回は説明のため先生のもとに通いました。

それに耐えかねてか私はある時、なぜここまで管理されるのか尋ねたことがあります。

すると先生は、こんな質問で切り返したのです。

 「お前は、探検部がなぜ“学生の会”の一員として認められているのか知っているか?」

(※学生の会に所属するサークルには大学から年間数十万円の予算が供出される。

体育会に次ぐ待遇を保証された学生団体)思いもよらない設問でしたので、

しばし無言の後「30年も続いた伝統ある部だからでしょうか…」と答えました。

「それもある。だが正確には、早稲田大学がその部を“教育の場”として有意義だと考えるから

金をだしているのだ。ザッツ・オール」そうおっしゃられたのです。

思えば、先生は商法のゼミなど受け持つかたわら、探検部や、山のサークル等々、

様々な学生活動に関わっていました。

多種多様…机上の勉学に限らず、人の成長につながる活動はみな大学の教育、

そういう信念をもたれていたのではないか…

そして、それを見守ることに喜びを感じていた、そう確信しています。

というのも、報告書を手にすると「よく書いた!」

それを元に説明すると「面白い、面白い…」と顔をほころばせて誉めるのです。

次に運営を担う31期のメンバーを紹介する時は、

彼らが中心となったコンゴ遠征の説明を兼ねた場でもありました。

それは、未知怪獣の捜索…内容からして、先生が怒り出すのではないかと

心配しながら傍観していたのですが、彼らの説明を聞き終えると二三注文をつけた後

「しかし、なんて面白い企画なんだ…!」と、これまた破顔で喜ぶのでした。

もうひとつ、先生が私たちの探検活動に求めていたのは、

テーマやフィールドを決めて長い期間かけて積み上げることでした。

4年生時、チベット遠征の相談にうかがうと…

「まだ二回目か…足りないな、お前、6年くらい留年してもっとやったらどうか…」

後に総長になる男がこの助言…!就任して1年ほどの間に先生はOBの方々と頻繁に飲み歩いたようで、

その悪しき経歴をインプットするばかりか、感化されてもいたようです。

「鷹揚なる教育者」にして「探検活動の応援者」…奥島先生に背中を押され

フィールドにでかけ自分だけの世界を見つけた部員は多かった。

  今回、奥島先生をはじめ偲ぶOBの方々も偉大なる探検活動家にして応援者でした。

思い出すのは6期の岩崎さん、OB会で私のチベット遠征報告が不発に終わると、

その帰り際「今日の報告は面白かった。あそこは俺も行ってみたい場所だったんだ」

と唯一人慰めてくれました。(これは、結構救われた…)

その後、私は岩崎さんと同じ映像制作の道に進むのですが、

秘境関係の番組をつくる度、案内はがきを岩崎さんの事務所に持っていきました。

「もっとはがきをよこせ、OBに配るから」…その他もろもろ応援の言葉をいただきました。

今回の会は、こうした方々のお人柄やご活躍を偲びつつ、各自の胸に眠りつつある探検スピリッツに火を改めて灯す…、

そんな集まりになろうかと思います。是非ご参集くださいませ。

 皆様

 たいはご無沙汰しております。

31期の高野です。

吉澤君の推測通り、私も出席致します。

そして中島さんのご案内を拝読し、

まさにその通り!と思いました。

奥島先生は探検が大好きだったんですよ。

詳しくは当日にお話したいと思います。

 なお、私は岩崎さんにも大変お世話になり、

また、神原さんと西木さんとも文章を通じて

交流させていただきました。

これも詳しくは当日に。

 高野秀行

 高野さん

  おはようございます。ご連絡ありがとうございます。偲ぶ会が楽しみになりました。

  また、このたびはドゥマゴ文学賞の受賞、誠におめでとうございます! 昨朝、電車の中で新聞を広げて見ていたら、その記事に目が留まりました。

  吉澤

  高野さん、吉澤さん、皆さま

  中島さんのメールは凄いですね。

  探検部の先輩方とお会いする機会は少ないので、今回、参加に手をあげさせていただきます。

  奥島先生には、追い出しコンパの席で「君、探検部出身でコンゴまで行って一般企業に行くのはダメだよ。それでは早稲田の多様性が無くなってしまう」と叱られた?ことを記憶しています。

  でも、コンゴに行くとき、新聞に寄せた億先生のコメントが、シンプルに「馬鹿だけど面白い」と秀逸でセンスが良かったのを思い出しました。

  その後、奥島先生は、革マルと闘った猛者でもあります。凄い先生でした。

  僕は、その後、平凡なサラリーマンになりましたが、実はそうも平坦でなかったサラリーマン生活において、探検部での経験、コンゴでマラリアで死にかけた経験はかなり生きています。あのときに考えたことはリアルでした。

  そんな探検部を見守ってくれたのが奥島先生だったと思います。

  当日は、中島さん、高野さん、吉澤さんをはじめ探検部のみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

  田村

  以上のようなメールが僕のメールアドレスにも届きました。

  このメールのやり取りを読んでいて、僕も参加しようかとも思いましたが、会の開始時間が午後6時半からで、会の終了時間が午後9時で夜遅くて、僕の家では母が要支援1で具合が悪く、父も高齢で、夜の8時頃には寝てしまうので、時間的に遅く、僕は参加しないことにしました。

  メールのやり取りを読んでいると、僕ら代の早稲田大学探検部33期からも田村が参加するようだし、僕らの代、早稲田大学探検部33期からも1人、参加すれば十分だとも思いました。

  会は亡くなった故人を偲ぶ会になるようなので、しみじみとした会になるのだと思います。

  早稲田大学探検部の絆の強さを感じさせる会で、故人の方々の文章や映像作品などの話になるのだと思います。

  先日は、早稲田大学探検部32OBの吉澤基勝さんからメールが届き、そのメールに対する返信のやり取りが僕のメールアドレスにも届いていたので、メールのやり取りをブログに載せます。

  以上、「【探検部】1017日(木)奥島孝康先生、神原達さん、岩崎雅典さん、西木正明さん、小川渉さんを偲ぶ会」

  ブログに載せます。

 

 

 

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