「紫藤クリニック カウンセリング 24 夜、眠れなくなる」
昨年、自分の部屋の大掃除をしていたら、僕が統合失調症と診断されてから、僕が通院し始めた紫藤クリニックでのカウンセリングの際の書類が見つかりました。
僕が30歳の頃に書いていた文書です。
書類には紫藤クリニックでのカウンセリングの際に、女性の心理士の先生にカウンセリングの際の参考になるように僕が書いた書類がありました。
僕の書いた書類を女性の心理士の先生に読んでいただき、カウンセリングを受けたようです。
かなり、恥ずかしいことも書かれていますが、心の病気の診療に参考になると思うのでブログに載せていきたいと思います。
紫藤クリ二ックでのカウンセリングの際の書類、その24、書類のタイトルは「大学5年(23才~24才)」というタイトルでした。
以下のようなことが書かれていました。
『夜、眠れなくなる』
いつごろからか覚えていませんが、大学5年の頃から昔の学生生活や、高校の頃のことを思い出したり、又、遭難死した平のことを思い出したりして、いろいろ考え事をして、夜の4時頃くらいまで眠れないことが多くなりました。
同伴喫茶の仕事が午後3時からで、夜の12時頃くらいに家に帰ってきて、午前中は寝ていられるので、寝不足になることはありませんでしたが、あまり夜、眠れないので、アウトドア用のろうそくを買ってきてそれに火をつけ、その火だけを見て何も考えないようにしようとしたりしました。
考え事をし出すと何か過去の自分が悪い人間だったような気がしはじめて、顔つきも悪くなったようで、友人から何か悪いことでもしたのかとよく言われました。
肩凝りや、首筋の痛みがひどくなり、体全身が痛いような感じがあり、仕事以外は外に出るのが嫌になり始めました。
又、この頃はイスラム教に関心を持ち始め、井筒俊彦という人の本をたくさん読んでいました。
何か、自分の心の中に闇のようなものがあるような気がして、それが何なのか見ようとしていました。
アパートで1人になると、何もやる気が起きずに、ただ、横になって目を閉じて、昔のことを思い浮かべたりしていました。
今まで、走るように生きてきたので、その疲れが出たのかなとも思っていました。
引きこもり状態の年だったような気がします。
いつも、夜中にたばこを吸って、たいてい、夜中の4時くらいに寝ていたと思います。
飲み会などに行っても、無理して体調の悪さを隠そうとしていて、以前の自分と違い、探検部の一つ上の先輩、船越通暁さんからは、
「上原、殺気が出ているぞ」
と言われたこともありました。
又、探検部の一つ下の後輩の男子、山田博英からは、
「上原さん、死相が出ていますよ」
などとも言われていました。
以上が、紫藤クリニックでのカウンセリングの際に女性の心理士の先生に読んでいただいた書類です。
この文書では、僕が考え事をして、夜眠れなくなっていることが書かれています。
僕の現在でもある症状ですが、僕が1人で考え事をするのは、僕の習慣のようになっています。
1人で考え事をしているから、僕もこれだけブログが書けています。
僕は何か考え事をしていないと落ち着かないような人間のようです。
僕は何かをする際にも、一度よく考えてから行動をするタイプです。
この文書を読んでみると、考え事をすることが悪いことのように書かれていますが、1人で考え事をしているから、僕もブログが書けています。
効率優先の日本社会、特に東京では、考え事をするのは時間の無駄だとされますが、僕は1人で考え事をする時間というのは、本来の自分に戻れる貴重な時間だと思っています。
以上、「紫藤クリニック カウンセリング 24 夜、眠れなくなる」
ブログに載せます。
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