2023年1月26日木曜日

「紫藤クリニック カウンセリング 6 大学時代 勉強編」

 「紫藤クリニック カウンセリング 6 大学時代  勉強編」

  昨年、自分の部屋の大掃除をしていたら、僕が統合失調症と診断されてから、僕が通院し始めた紫藤クリニックでのカウンセリングの際の書類が見つかりました。

  僕が31歳の頃に書いていた文書です。

  書類には紫藤クリニックでのカウンセリングの際に、女性の心理士の先生にカウンセリングの際の参考になるように僕が書いた書類がありました。

  僕の書いた書類を女性の心理士の先生に読んでいただき、カウンセリングを受けたようです。

  かなり、恥ずかしいことも書かれていますが、心の病気の診療に参考になると思うのでブログに載せていきたいと思います。

  紫藤クリ二ックでのカウンセリングの際書類、その6、書類のタイトルは「大学時代(19才~22才)」というタイトルでした。

 以下のようなことが書かれていました。

 『勉強編』

 大学に合格し入学することになると、実家に戻ることになりました。

 親は大学なんか行ってどうすると言っていましたが、内心は早稲田に合格して嬉しかったようです。

 高校時代の苦い思い出や、浪人中の苦しみもあり、何とか楽しい人生に変えたいと思い、希望を持って、早稲田の門をくぐりました。

 又、親の年収の関係で、貸与でしたが日本育英会から奨学金を受けました。

 しかし、大学時代の成績が悪く、結局、2年の時でストップしました。

 ●勉強

1,2年は語学のクラスがあり、私は第一外国語で中国語のクラスに入りました。

 週3回中国語、2回が英語のクラスでした。

  女性が一人もいないうざったいクラスでしたが、麻雀をやったり高校の時の話をしたり、又、地方出身者も多くて面白い語学クラスでした。

  ただ、中国語は発音が難しく、吃音の私にとっては語学はテキストを読まされるので、苦痛でもありました。

  2年生の時には、テキストを読まされ、かなりどもり、中国人の先生から

  「あなたは精神障害者ですか?」

 と言われたこともありました。

  当時は皆に笑われ、腹が立ちましたが、今から思うとそうだったのかもしれないと思っています。

  語学の成績は、中国語、英語ともにほとんど可でした。

  その他の講義の方は、1・2年生は法律の専門科目もあまりなく、一般教養が多く、あまり出席しませんでしたが、一般教養の講義はいろいろな知らない新しい科目があり、出席すれば楽しかったです。

  成績は、優、良、可、不可、バランス良くあり、単位はそれほど落としませんでした。

  3年になると法律の専門科目が増え、法律にはあまり興味がなかったのでほとんど講義には出なくなりました。

  又、3年からはゼミがあり、私は、犯罪に興味があったので、第1志望ではありませんでしたが、刑法を選択しました。

  犯罪を犯す人間の心理や、生い立ちに興味がありましたし、人が人を裁くということにも関心がありました。

  私の場合は、社会の治安を守るということよりも、なぜ犯罪が起きるようになるのかに非常に関心がありました。

  ゼミとは関係なかったですが、刑法の判例を読むことは社会の陰の部分を見れるような気がして面白かったです。

  いい勉強になりました。

   ゼミの先生は元最高検察庁の検事の人でバリバリの体制派の先生でしたが、私たちがこのゼミの一期生で先生も楽しかったようで、ゼミ生で早稲田界隈を案内したり、大隈会館で食事をしたりしました。

  このゼミにも女性が一人もいなくて、本当に自分は女性と縁のない学生生活を送るんだなと思いました。

  ゼミ論はありませんでしたが、1人1回テーマを与えられて、発表しなければならず、私の時は水俣病の堕胎の罪に関するテーマでした。

  大学4年の時に刑務所見学をしましたが、私だけ私服で行ってしまい、先生にひどく怒られました。

 成績は優と良でした。

  3年の時は法律の専門科目ばかりで、全体的に講義に出ず、好きな本を読んだりしていたので、半分くらい単位を落とし、3年を終了する段階で、4年で卒業することは出来なくなりました。

   以上が、僕が紫藤クリニックでのカウンセリングの際に女性の心理士の先生に読んでいただいた書類、「大学時代 勉強編」という書類です。

  この文書では、大学時代の学部での勉強のことが書かれています。

  僕は早稲田大学では学部は法学部でしたが、この文書を読むと法律には興味がなかったと書かれています。

  僕が、早稲田大学法学部の成績が悪かったのも、法律に興味がなく、法律の勉強をしなかったから、成績が悪かったのだと思います。

 法学部時代のゼミ、刑法のゼミのことも書かれています。

 ゼミの発表が、水俣病の堕胎の罪に関することだったことが書かれています。

  水俣病の堕胎の罪とは、化学製品製造会社、チッソが水俣病の有機水銀を含む廃水を水俣川河口に垂れ流し、その海域から採れた魚を食べた妊婦の胎内にいた胎児が水俣病に罹患してしまっていて、出生後、12歳あまりで、亡くなってしまった事件に対しての刑法上の責任を問うものです。

 こんな難しいことを学生時代に勉強していたのかと思いました。

 大学とは、本当に難しいことを勉強する場所だと正直に思いました。

以上、「紫藤クリニック カウンセリング 6 大学時代 勉強編」

 ブログに載せます。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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